韓国軍、大型輸送艦3番艦「白リョン島」事業に着手へ…F−35B搭載すれば軽空母に (中央日報 5/28)

独島級大型輸送艦3番艦「白リョン島」(仮称)を建造する事業が近く始まる見通しだ。
2010年の韓国哨戒艦「天安」襲撃と延坪島砲撃事件で李明博政権が保留した「大洋海軍」もまた前面に出てくるとみられる。

複数の政府・軍消息筋によると、国防部と軍当局は最近、独島級大型輸送艦3番艦の建造事業に関する検討を始めた。
ある消息筋は「海軍が3月に検討に入った」とし「来月の合同参謀本部に公式要請を送る計画」と述べた。
別の消息筋は「指揮部の意志が非常に強い」とし「前向きな結果があるだろう」と述べた。

海軍は2005年に独島級大型輸送艦の1番艦「独島」を、今月14日には2番艦「馬羅島(マラド)」をそれぞれ進水した。
 海軍は大型輸送艦の艦名を東(独島)・南(馬羅島)・西の最も遠い島の名称を付ける事にした為、3番艦は「白リョン島」が有力だ。

大型輸送艦は海兵隊の上陸作戦だけでなく災害・災難救助作戦の指揮、在外国民の撤収、国際平和維持活動など様々な任務を遂行できる。
独島級大型輸送艦は排水量1万4500トン、全長199m・幅31m。 海外では軽空母に分類する。

しかし従来の独島級はF−35Bのような垂直離着陸ステルス戦闘機を運用する空間が不足する。
軍関係者は「3番艦は1、2番艦とは違い、F−35B運用能力を追加することも検討している」とし
「戦闘機の垂直離着陸が可能になるよう滑走路の甲板を従来の『独島』より更に厚くて強度が高い鉄板で補強し、戦闘機を別に格納できる
二重構造の 甲板を採択する可能性がある」と伝えた。

この関係者によると、独島1、2番艦は戦車や装甲車と戦闘機を一つの層に入れる構造であり、戦闘機を保管する格納空間が不足する。
このため戦車などを入れるところの上に看板を追加で建造し、戦闘機格納庫として使用する可能性が高いということだ。
この場合、「白リョン島」は3万トン水準になるというのが関係者の説明だ。 (後略)
http://japanese.joins.com/article/768/241768.html?servcode=200&;sectcode=200&cloc=jp|main|breakingnews