実質賃金2年ぶりに減少

実質賃金が再び減少。
厚生労働省によると、2017年の一般労働者とパートタイム労働者をあわせた現金給与総額は、
前の年に比べてプラス0.4%と、4年連続の増加で、一般労働者は月平均41万4,001円と、
5年連続の増加となった。

しかし、物価の影響を除いた賃金、いわゆる「実質賃金」は、前の年に比べてマイナス0.2%と、
2年ぶりに減少に転じた。
厚生労働省は、「賃金の上昇がエネルギー価格の高騰など、物価上昇に追いついていない」としている。