>>565
全ては勉強不足に起因していると思うよ
また、勉強だけでなく「学びて思わざれば則ち罔し」と言うように、
学んだ内容を自分なりに考えなければ意味がない

さて本題に戻る
ブライアン・カプランは、アメリカで実施されたアンケート調査を元に、
多くのアメリカ人には、将来の経済情勢は悪化すると認識する悲観的バイアスがあることを論証した。
戦後のアメリカ経済史を簡単に振り返ってみると、一時的な不況はあれど、常に米経済は右肩上がりで、
経済情勢が悪化し続けた事はない。にもかかわらず、多くの米国民は将来は真っ暗闇だと回答しているw
こうした調査は日本では実施されていないと思うが、おそらく日本人にも同様のバイアスはあるはずで、
それが影響しているとも考えられる

また、プロスペクト理論を援用して説明すると、
人間は利得よりも損失を過大に評価(概ね2.3倍で評価)するバイアスも存在している。
そのため、多くの人は損失を回避しようとする(損失回避性)
そして損失を回避するには、現状の安定した路線を選択しやすくなり、変化を好まない(現状維持バイアス)
仮にその安定が、不安定で脆い「低位安定」であったとしても、そちらを選好するというわけだ。
このことを金融政策に当てはめて言うと、多くの人は金融緩和によってインフレ率が高まり、
雇用と所得が増えたとしても、少々の物価上昇を過大に評価し、それを忌避しようとする傾向にある
↓たとえばこいつとかね。庶民物価という意味不明な造語まで生み出しよった
https://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1524825393/62

こうしたいくつものバイアスの存在が影響しているのだろう
しかしこれらのバイアスは、大元を辿ると無知が原因であるw
つまりは勉強不足、これに尽きる
よりよい未来を築いていくには、我々がもっともっと学ぶ必要がある