>>510
19世紀半ばまでcarabineってフランス語では歩兵用のライフル銃を指した言葉なんだぜ
当時のフランス語で他国の「カービン銃」を指す言葉はMousquetonだね。
スイスあたりだとMousqueton 1931みたいにかなり後までそう呼ばれてるけど

ミニエー銃とかが出てくるまでのライフル銃は、口径と同じサイズの銃弾を銃口から無理やり押しこんで装填してたから
装填の手間を少しでも楽にするために、騎銃並みに銃身を短くしてたからフランスではそう呼ばれるようになったんだね

ちなみに元は騎兵が騎銃を吊すのに使ってて、
今では登山用のフックとして使われてる「カラビナ」がフランスではMousquetonと呼ばれるのはこれの名残だったする