>>642
西欧のランスは5メートル近い重ランス
東欧のランスは3メートルを切る軽ランス
ランサー不遇?の18世紀を生き延びたのは後者の軽ランス

ドイツを含む東欧で軽装ランサーを意味するUhlan(ウーラン)は、元はポーランドに住むタタール人貴族を意味する言葉
彼らウーランは17世紀のポーランド軍にも軽装ランサーとして従軍していて、ヤン3世ソビエスキも彼らを重用し第二次ウィーン攻囲戦にも伴っていました
18世紀に入りフサリア等の重装ランサーは衰退して行きましたが、軽装ランサー(ウーラン)は、その発祥地付近で生き延びました
18世紀末、ポーランドでランサーが復活した時、それはフサリアの末裔では無くウーランとしてでした