>>789
その発砲率のデータってのが、マトモな調査研究データに基づいておらず
当時から眉唾扱いで、訓練法の改善も発砲率とは別の課題(主にパニック対策と
射撃の正確性の向上)からきてるもの。

一応元ネタとされてるのが、WW2後に欧州戦線への参戦兵士から広汎に口述史を
収集する米陸軍のプロジェクトに携わった、元軍人が書いた通俗書。
なんだけど、このプロジェクトはそういう目的で行われたものではないし、著者は元データ
の類を全く提示せず・本によって%もバラバラ‥とおよそ調査やデータとは言えない代物。
一応(記述が真だと仮定した上で)擁護的/合理的な説明とされてるのが、口述対象となった
兵士に前線歩兵経験の無い者が多数含まれていること、「明確な殺意を持って射撃したのか」
式の質問をしたので義務的・反射的な行為を取った兵士が「ノー」と答えた‥といったあたり。