複葉機の時代は防弾装備も無く羽布の塗装であるドープも燃えやすく、これを撃つ武装も機首に7.62mm×2で充分、世界標準だった
全金属製の爆撃機が登場すると火力不足となり、米軍の場合は機首機銃を12.7mmに強化して主翼に7.62mmを内蔵
そのうち7.62-7.92mmは威力不足とされ、12.7以上に置き換えられていき、米軍機では全て主翼搭載になるが、長く伸びたベルト弾帯が空戦中にGでよじれジャムることも多かった
機首装備の方が命中率が良いので、スペースに余裕があればその方が良い(ソ連戦闘機のように、主翼桁が木製だと機銃が積めないというのもあるが)
なおエリコンやイスパノの20mmはプロペラ同調ができず、主翼に積むかモーターカノンにする他無い