正論 2020年1月号
日本は米国にとって「頼りになる同盟国」か      評論家  江崎道朗
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ニクソン政権は中ソに対抗するため日本に核武装を働きかけてきていたようだ。
どうもそれを察知した中国が公明党に働きかけて非核三原則を国会決議させるなどして
その機運は潰えた。そして米国はピルズベリーが明かしているようにソ連への対抗上、
中国と裏で手を結ぶことになった。
ということは吉田茂が憲法改正していれば、佐藤政権の頃に核武装が実現し、
日本の戦後は完全に終わっていたはずだ。
そもそも戦後の日本で護憲派・反核派が優勢になったのはだいぶ後の話。