XF5はデータが公開されている
ttps://www.ihi.co.jp/var/ezwebin_site/storage/original/application/547a42b9e4a2b6421c16d333366696e7.pdf

直径が620mmで、これは吸気径に相当する
断面図から、ファンの軸径は200mmであることが推定できる
直径から吸気断面積S1、軸径から軸断面積S2を引くと、実効吸気断面積Sが求まる

ファン径だけを10%大きくして682mmにすると、実効吸気断面積は23%拡大する
推力が実効吸気断面積に比例するなら、6.15トンぐらいになる

XF5はXF3-400のコンポーネントを流用しファン径を大型化し、コア温度を上げたものだ
XF3-400の560mmで、XF5からの実効吸気断面積の縮小率は20%
5+(1-0.2)=5*0.8=4トン
実際のXF3-400のAB推力は3.4トン
後はタービン直前温度(TIT)による効果を補正する
XF4-400のTITは1400度
XF5のTITは1600度であり、その絶対温度での比は0.89であるのでこれを掛けると
4*0.89=3.56でまあ近い値になる。

結論としては、XF5の吸気径を10%大きくするだけで、AB推力を6トン超にできる。
練習機の耐久性を考えるとXF9並みの1800度に上げるとかはやめた方がいい