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>アメリカ方面の記録は大抵日本軍砲撃の正確さは非常に高い、自軍がまるで射撃訓練場に入ったように砲撃されていた

旧軍の陣地選定は巧妙です。
先の一宮陣地の南には太東崎砲台が作られましたが
(一宮が正面、大東崎が側射で十字砲火!)

@海側からは完全に視認不能!
A岬のしわの奥深く標高50m程の中腹に洞窟陣地
B射界はせまいが、上陸海岸後背を射撃可能
C間接射撃ではなく、直射可能
D配備は10K 2門

と言うモノでした(ここも実際に見てきました)
洞窟は貫通式なので、至近弾の爆風はそのまま吹き抜けます。
兵員と弾薬は横方向に生息壕があるので、その爆風も大きな損害にはなりません。

そもそも、谷合奥まった場所なので、10Kと正対して打ち合うでもしないと対砲兵戦も不可能
(航空攻撃の場合、進入経路が限られるので対空機銃があればかなり妨害できる)

教科書のような位置と構造
あれを見れば、教範で書いてある事が理解できるので、陣地間の連携含みで某社のお約束見学コースのひとつ
(でも、あのコースを見に来る人たちは陣地より、もっと後方地域の機動経路を実走させた方が良いと思うのですが・・・)
(陣地はそのついででOK)

ただ、ここも10Kが2門だけ…