>611
>陣地というか、射撃地点というか。
>同じところから顔出してるやられるので予備の射点に移動するイメージで言いましたね。

狭い範囲の戦場における運動になると路外機動≒不整地走行能力 が重要になってきます。
この点、装輪は作戦機動力は高いのですが、戦術機動能力が低くなります。

また道路上で建物の影から撃つような場合、心地旋回が出来ない装輪車両は射点につくのが大変
(しかも16MCVはバス並みにデカイ!射点につくには縦列駐車並みの大変さ)
(さらに16MCVは砲塔が若干後部に寄っているので、車体の半分以上を建物などから露出する事になるのも問題点)
(地形や地物を自分の防御力の低さをカバーする為に使いたくても使いづらいということ)

つまり交戦に重要な射点移動や路外機動など、戦術的能力は装軌の方が圧倒的に有利なのです。
装輪車両は、その作戦機動力で戦うものであり、戦術機動で有利に戦えると考えるのは間違いなのです。


そして日本の地形は、その作戦機動について時間軸的な機動利用は出来るものの、運動的な作戦機動を制限しやすいのです。



なので、機動戦闘車はもっと性能低くてもいいから、その分、本体の戦車と機動強化機材の充実を希望