私見だが、より具体的に言えば、
対中国軍正面の西部方面隊の改編を見ると、陸自は戦車を西部方面戦車隊に集中して運用するつもりだろう。
そして16式機動戦闘車を西部方面隊各旅団師団の偵察隊に配備し、それを増強して偵察戦闘大隊に改編する。

調べる限り、西部方面隊の下で第42即応機動連隊の96式を除けば、8個もある普通科連隊は軽装甲機動車以外のAPCを装備していない。
第42即応機動連隊は96式と16式を組み合わせて8x8装輪装甲車部隊として単独運用するなので問題が比較的に少ない。
しかし他の普通科連隊はLAVと高機動車で偵察戦闘大隊の機動戦闘車とセットして戦うようになる。
例えば那覇陸自祭の映像を見る限り15旅団は87RCVを軽戦車代わりに運用している、近い将来で87RCVを16MCVに変わるだろう。
だが16MCVに支援されたとはいえ、攻めるも守るも数の上で主力歩兵装甲車両であるLAVは現代機械化歩兵同士の戦いに不十分だと思う。

多分陸自にとって8x8WAPCの大量配備は予算面で非現実的だけど、せめてLAVタイプ車両の性能を少し改善すればより安心できると私が思う。
そうすれば攻めるも守るも普通科連隊の戦闘力が上昇するはずだ。