海・航空・陸上戦考察スレ 軍事戦略・作戦・戦術 29
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陸上戦闘は如何に戦われるのか? 海戦は? 航空戦は?
史上のあの戦いにおいて、勝利する方策は?
近現代の陸上戦闘・海戦・航空戦について真剣に考察しましょう。
初心者から本職まで、幅広く参加者募集。
煽動者は黙殺、勘違いには罵倒ではなく善導で。
現職・元職は保全に注意しつつ、広い心でご参加を。
※軍事戦略(Military Strategy)、戦域(Theater)、作戦(Operation)、戦術(Tactics)、技術(Technical)
について主に扱うスレッドです。
世界観・展望(Vision)、政策(Policy)、国家戦略・大戦略(Grand Strategy)の言及は控えて下さい。
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前スレ
海・航空・陸上戦考察スレ 軍事戦略・作戦・戦術 28
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VIPQ2_EXTDAT: checked:vvvvv:1000:512:----: EXT was configured >978
>物事には「正解」がある、って意識
私は別に「正解がある」でも良いと思ってます。
ただし「その正解には現実にはたどり着けない」という認識がしっかりあれば。
そうですね、クラウゼヴィッツのいう所の絶対戦争のような感じですかね。 あ。それに付け加えて、もう一つ重要な事があります。
必ずしも「正解は1つは限らない」 あ、あともう1つ
「正解に至る手段は1つではない」 まとめると
・絶対の正解はある
・しかし正解は1つは限らない
・そして正解に至る道、手段も1つは限らない
・最後に、現実にその正解にたどり着けることはほとんど無い
そして両軍がその正解に向かう中、少しでも正解に近付けた方が勝利する
しかも、お互いが相手への妨害を許可されたレースである >974
>第四「我が損害を無視したる無謀なる行動に対する謹慎」
そこは私も着目しています。
しかし、問題なのは・・・
その2年後の「突撃戦闘論」では、既にそこが無くなってるのですよw
もう、この時点でwww
まだ昭和じゃない、明治の段階で >>982
> まとめると
>
> ・絶対の正解はある
> ・しかし正解は1つは限らない
この段階で、
では、「絶対の正解」とは複数あるのか?
と問いたくなる その「絶対の正解」は理想的なモデルケースを指す言葉で、最適解ではないがよい解にあたるのが「複数の正解」なのでは? >>985
だとするならば、自分が言いたいのは
必要なのは、「最適解」など所詮求め得ない、
求めても意味がない、という認識であり、
「よい解」を求めるべき、では?ってことだな
>>978の
物事には「正解」がある、って意識、無意識の考え方を
捨てるべき、の別の表現 >984>985>986
正解は1つとは限らない
これの意味するところは、正解は1つかもしれないし、2つかもしれない、もしかしたら3つかもしれない、という事を意味します。
あえて正解を1つとせず、複数の可能性を上げるのは、方向性が拡散する可能性を意味します。
しかし、なんらかの正解があるとすることで、逆にある程度は方向性の収束も示せるのです。
そして正解が1つとしてしまうと、可能性はその1つに収束してしまいます。
また正解が無いとしてしまうと、なんの指針もあたえられず可能性は収束点を失い、無限に拡散してしまいます。
そこには戦略も作戦も戦術も無く、たんなる行き当たりばったりにすぎません。 >>978のカキコは、絶対的な「正解」が存在するという
自然科学的な思考の否定な。
いや、量子論とか複雑系とか、出てきてるんで
要素還元的な思考というべきか。
うまい表現が見つからん >>977
>OODAループ
ハートはさておき、ボイドが「創造と破壊」で提起してるモデルはブラウン運動や熱力学や不確定性原理のような粒子の集合。
各々の粒子が勝手にOODAループ回して相互干渉するような組織化が絶望的に困難で不確実なモデルです。
その中で、相対的により環境に適応した判断("適応"であり"正しい"とは限らない)をするにはどうすれば良いか(分析(破壊)と総合(創造))を論じている。 現代作戦術(FM3-0体系)だと、エンジンに相当するOperational Prosessのループの中で、さらにそもコア部分のvisualizeの部分で
目的-方法-手段型のMDMPと、状況-帰結型のoperational art elementを併用して状況を可視化するように記載されてる。
この二つの重み付けや序列がどうなっているかはSAMSに入校でもしないと分からないと思われるが、
決定論ではなくてOperational environmentに適応できる漸近的なアプローチをループの中で回していると考えられる。
はやりのPDCAとの対比で言うと、Plan(計画)-Prepare(準備)-Excute(実行)の内側でこのエンジンが独立的に回ってる。ダブル-ループ構造。
企業の経営戦略で、将来このモデルに基づく意思決定をする企業に「してやられる」なんてことは無いよね?PDCA好きの日本企業さん。
Amazonとか、かなりこのモデルに近いと思われ。
(もう、「してやられている」か?) >>983
前原氏の著書は資金不足でたどり着いていないが、他の論説文(片岡氏)での引用は見てる。
「明治期のドイツ兵学の不完全な受容」→「昭和期の独断的な変容による攻勢主義」という趣旨だったかと。 ただし、自分も昭和期の攻勢主義やその精神的要素の全てが悪いとは思わない。
「抜刀隊行進曲」なんて「統帥之妙」の極みだもんね。それを廃止できるかと。
陸軍は「0」からは作れないので。
冷静に功罪を見極めて取捨選択・改善することです。
戦略環境に「適応」できるように。 このスレ的に「未完のファシズム」ってどういう評価?
個人的には面白いと思ったんだけど >全てが悪いとは思わない。
前に書いた自己レス見直せやクソ野郎 作戦要務令になって戦術的有利より任務を重視するようになった
そこでなにか間違いを助長したって感じなんでわ?
>>972
これ読んだわ
いまは読み返せないけど
戦闘綱要は我と同等程度の敵を想定した原則集なんだっけ?
「圧倒的に優勢な敵に対して戦勝を得る方法があれば記するべきなれども」云々
それなのに必☆勝の信念・自信のインパクト凄すぎ >992
>「明治期のドイツ兵学の不完全な受容」
上記が起きた原因、そして大正期に進んだ欧州戦争研究がなぜ旧軍に受容されなかったのか、
この部分の研究はおおよそ道筋は見えていましたが、詳細はこれから、という所で亡くなられてしまいました。
残念です。悔しいです。先行研究は非常に重要です。しかし人間に与えられる時間は有限です。全てを研究するのは1個人には限界があります。
だからこそ、先行研究を台座とし、しかしその踏み込めなかった部分に足を踏み入れるから研究は先に進むのです。
そうやって研究は引き継がれながら、少しづつ進んでいくのです。
なお、永田鉄山、岡村、小畑、東條英機らは日露戦争中か直後に任官しており、
明治42年の歩兵操典で育った世代との記述が「日本陸軍用兵思想史」にあります。
つまり、昭和世代に影響を及ぼしていたのは、やはり明治期の日露戦争直後の状況であったとみられますが、
なぜあの膨大な欧州戦争の研究が反映されなかったかについては、
当時の日本では無理だったから程度に記述に収まってしまっています。
ここを掘り下げる事で認識を深める事ができるのではないかと思いますが、さてどこから手を付けていいものやら・・・ なお「日本陸軍用兵思想史」でも、日本用兵思想上の問題を引き起こした原因の一つとしてモルトケを上げています。
「その思想の来歴の一つには、開戦と講和は政府の責任で、政府に従うが、戦争が始まったら作戦は独立不羈であるべきだとするモルトケ流の考えがある」
この点をもって考えれば、やはりモルトケは「作戦的(オペラチィーフ)」な段階で立ち止まっており「作戦術」には至っていないと認識すべきだと再度主張しておきます。
(作戦術として実際には実行されていたとしても、それは政府とのやりとりの中で無自覚に行われた事であり、意識上で意図的な連携は嫌っていたと考えるべきではないかと)
(ある意味、極論で言えば作戦術を現実で実行したが本音では否定していたともいえるかもしれない) >>999
ちゅうか、その辺は「大モルトケとビスマルクの『属人的関係に依存した』点を導入側が顧慮しなかった」
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