単なる勢力争いの様です

八重山毎日新聞 2018.8.2
■与那国町議選 勢力図変化が焦点/13人が出馬予定
今町議選から議員定数が6から10に拡大する。これまで与野党ともに人選が難航して
無投票の可能性が高まっていたが、新人で新たに農業・杉本英貴氏(57)=祖納=、
自営業の喜久山和弘氏(58)=祖納=、会社員の鈴木修氏(51)=祖納=が
名乗りを上げており、与党6、野党7の計13人の予定候補者で固まりそうだ。
最大の焦点は与野党勢力図の変化。外間守吉町長は、集大成と位置づける4期目で
公約を強く進めたいが、少数与党のため議会対策に苦慮。与党2に対して野党4となっており
、議長を出しても野党側が3対2で過半数を占めている。
島内では与野党双方が過半数の獲得に向け、現職6人、元職1人、新人6人が、
外間守吉町長の支持・不支持を巡って水面下で後援会との調整に奔走。告示まで
激しい前哨戦を繰り広げる。
2016年3月の陸自沿岸監視部隊の配備後初の町議選となっており、
約200票と言われる「自衛隊票」の行方も注目される。
町長選落選以降、町議復活の望む声が多く、陸自配備を中心となって推進した前職の
糸数健一氏(64)=祖納=が態度を明確にしていない中、
激しい集票合戦が繰り広げられそうだ。