>>157
 読んだ通りですが、潜水艦から被雷した部分は上の方で他氏が言及されている通り、
水線下でもかなり浅い部分(2m弱とも)です。
 この部分の舷側甲鈑はまだ410mmVH甲鈑ですがその下の200mmNVNC甲鈑部分でも、
一般に言われる350kgを遥かに上回る炸薬量に耐える筈と見られていたからです。

 大和型の対350kg水中防御はもっと深い部分75mmCNC甲鈑の部分で考えられ、
対水中弾防御の必要上舷側甲鈑がより厚くなっている部分はそれを水雷防御の防御板として算入できるため、
ずっと大きな炸薬量に対抗できる筈だったということです。

 逆に言えば大和型の水線下比較的浅い部分は、
基本計画350kgを相当に上回る炸薬量に耐えられる計算に(結果的に)なっていたと見られます。