>>968
空対地ミサイルならAGM-65をギリシャもトルコも保有しているよ。

湾岸戦争はじめとしてレーザー誘導爆弾が大々的に使用されると、
「たとえ命中精度を飛躍的に向上させても、自由落下式の爆弾では投下機が対空砲火にさらされてしまう」
ことが問題になってきた。
命中させるまで誘導し続ける必要がある、となると、投下した後の投下母機はいいカモだからだ。

でも自由落下式爆弾と同じ炸薬量のミサイルを、となると全体的に大型になるので、積める数が少なくなる上に高価で複雑なものになる。

なのでその解決策として考えだされたのがこの「ある程度以上の距離を飛び(射程距離が長い)、自立誘導が可能」な爆弾システム。


しかしそのうち「もっと射程を!」という要求から派生型としてターボジェットエンジンのブースターのついたJSOW-ERなんてものまで開発され、
「結局これミサイルじゃん」という本末転倒な有様になっている。