>>855
>よく軍事用が〜とか聞くけど兵站には使用できても戦闘には到底耐えられんだろうし

確かに「宇宙の戦士」に出てくる重装甲と大火力を兼ね備えた、二足歩行の戦車じみた物が実用化されるのは
まだずーーーっと先の話でしょうが、パワーアシストの意義を重装甲と重火器携行ではなく、疲労の軽減と
携行可能な電子装備の増加に充てるのならもっと実用化のハードルは下がるのでは?

所謂ハイテク歩兵の最大の短所は「生身の歩兵に携行させるには重すぎる重量」ですが、全身を覆う重甲冑
タイプの物でなくとも、比較的簡素なパワーアシスト装置を着る事によりその負担はかなり軽減します。

それに身にまとう防御も、分厚い鋼板ではなく要所を覆う防弾プレートの類ならかなり軽量化できるし、NBC
環境下で着用する気密服も高温環境下では到底長時間着用できません。

気密服にパワーアシストと水冷ジャケットと小型送風機を組み合わせれば、行動時間をかなり延伸できるし、
福島原発などの高放射能汚染環境下での作業時には、防弾プレートの代わりに遮蔽プレートを入れる事で
被曝をかなり低減できます。