南雲忠一中将を再評価するスレ(江)
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南雲長官はもっと評価されるべき(35代目) 前スレ [34代]南雲忠一中将を再評価するスレ(己) https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/army/1515058374/ (>>326 〜 三空母撃破後の米空母側情勢判断、>>721 〜 米海軍の組織力考察の章) 過去スレとテンプレはまとめwikiを参照されたし admiralnagumo@ウィキ http://www10.atwiki.jp/admiralnagumo 戦史検証が中心になるので、雑談は支隊スレへどうぞ 【飛越し着艦】本日の南雲部隊司令部 1AF【離着艦】 http://toro.2ch.net/test/read.cgi/army/1384660511/ >>86 ありがとうございます。 ここが議論の出発点なので、しっかり確認しておきましょう。 貴官の主張は確認できたので、 本職の考えも示しておきますね。 米機動部隊に与えられた任務は、OP29−42(>>1 )のとおり、 「強力な損耗作戦を実施することにより、敵に最大限の損害を与えよ」 のとおり、日本艦隊の撃滅です。 >>102 の続き ただし、これは条件付きで、 「ただし我が空母や巡洋艦が重大な損失をこうむるような決定的な戦闘に 我が艦隊を投入することは許可されない」 いわゆる”計算されたリスクの原則”に基づいて行動しなければならない。 ゆえに、「場合によってはミッドウェー島の放棄もやむなし」と、 ニミッツ長官が”口頭で”両司令官に伝えたことは、過去スレで 『提督スプルーアンス』を紹介した通りです。 以上のように、作戦計画の内容そのものについては、 貴官の主張と大差ない、と考えています。 >>103 の続き 本職の解釈は、ここからさらに進んで、 「しかし、フレッチャーやスプルーアンスの立場になれば、 ”日本艦隊を撃退して、ミッドウェー島を死守する”になる」 なぜなら、軍人にとって、友軍を見捨てることは最も恥ずべき 行為で、特に”卑怯者”と言われることを、何より恐れる アメリカ人にとっては、最大の恥辱だから。 海兵隊には「島を死守しろ」と命令しながら、 空母部隊には「不利になったら放棄してもいいよ」と言われて、 「はい、そうですか」と割り切って考えられるものか、 ここは、”想像力”が試されるところですね。 >>104 の続き もちろん、これは本職の”独自解釈”で、強制するつもりはありません。 重要なのは、どちらが正しいかを争うのではなく、 「スプルーアンスの行動は、それぞれの解釈にのっとったものか」 を検証することです。 ご理解いただけのたら、時系列で追っていきたいと思います。 >>99 >島が分かれていることが何か支障に 強襲上陸から短期で組織的抵抗を排除するのが困難。 健在な方の島から野砲の砲撃を受けるので。 これも後知恵かもしれないけど、サンド島の方は海軍陸戦隊の手にはあまる。 となると、イースタン島を攻略する一木支隊も島内の抵抗に加えて手が届かないサンド島からの砲撃により攻撃に制約を受ける。 必然的に持久戦になる。 ニミッツとしても、海戦が不利でもミッドウェイ島が即時に陥落しない確信はあったのではないか? そのための資源投下はしてるし。 >>21 新卒一括採用なんてやってる会社なんてろくでもないな。 働き方改革といいながらそういう採用方式になぜ手をつけないのか? >>99 >日本軍が飛龍1隻と、なぜスプルーアンスに分かるのですか? 「映画」のドキュメンタリー性を信じるならば、だが、TF16指揮官としてのスプルーアンスは当面発見してる敵情を重視してる。 当初の南雲機動部隊に対する攻撃の際に、「発見した2隻の空母」に全力攻撃すべきかブローニングと議論する場面がある。 (ブ「南雲の空母はもっと多いはずだ。」) その場面で「我々が当面攻撃すべきは現在発見したこの二隻だ。」とブローニングをたしなめ全力攻撃を下令するシーンがあった。 TF司令官のスプルーアンスとしては、目前の敵を叩くことに全力を上げ、自軍の戦闘力が低下したら退避して再編する。 全体の帳尻は中部太平洋全体の作戦指揮官であるニミッツが合わせる、TF制ではそういう役割分担だろう。 冗長になったがTF司令官のスプルーアンスとしては(日本軍全体の空母数は知るよしもないが)、自軍の運用に考慮すべきは目前に残った1隻(飛龍)でしょうと。 後の第5艦隊司令官時代とは全然別の思考過程で。 アメリカ軍内でも評判悪いけど、ガダルカナル島攻略の支援任務をもってたフレッチャーがTFの戦闘力低下(戦闘機数減少)を理由にTF61を後退させたときも、 TF司令官としては、あからさまな懲戒は受けなかったでしょう。(最終階級 大将) クビになったのはゴムレーで。(ハルゼーと交代) 艦隊司令官とTF司令官でそういう職責の区分があったと。 >>106 確かに、モリソン博士も、 「上陸する日本軍はタラワのような目にあるだろう」 と自信をのぞかせていますね。 ただし、スプルーアンスが撤退してしまえば、 繰り返し航空攻撃を受け、野砲とやらも弱体化するのでは >>107 軍板なんだから戦争の話をしようぜ >>108 ふむふむ、スプルーアンスはTF16の能力に見合う 範囲の仕事だけすれば良いのか。 しかし、貴官の発言(>>83 )では、 「日本空母の残りは飛龍1隻だから、ミッドウェー島上陸は苦労する」 という趣旨だったはず スプルーアンスが戦っていた”目前の敵の数”と、 実際に上陸支援に投入される日本空母の総数とは 一致しませんよね。 貴官が何を仰りたいのか、よく分かりませぬ。 >>109 キングからは、ずいぶん嫌われたようですが・・・ >>105 異論がないようなので、まずは、 0910頃から、ヨークタウンは飛龍小林隊の攻撃を受けます。 貴官の主張では、TF16は東方に撤退中のはずですが、 スプルーアンス少将は、ヨークタウン救援のために、 重巡ペンサコラ、ヴィンセンス、駆逐艦ベンハム「、バルチの4隻 さらには飛行隊からF4Fを派遣しています。 >>112 の続き >>76 で確認したとおり、 スプルーアンスにとって、最優先任務は、 米空母2隻の保全であり、ヨークタウンの救援ではありません。 >ここで位置が不明の残りの2隻の空母を避けるという意味(>>65 ) 敵情が不明で、いつ奇襲を受けるか分からない状況なのに、 水上艦艇や戦闘機を派遣することは、そのまま自部隊の 防空能力の低下につながります。 貴官の主張は矛盾していませんか? ご意見をお聞かせください。 >>56 の続き 一方のスプルーアンス少将ですが、 西方からの日本攻撃隊の接近を、レーダーが探知し、 これを避けるために、東方へ避退を開始します。 幸いにも、飛龍小林隊の攻撃はヨークタウンに集中したため、 エンタープライズとホーネットは、難を逃れることができた。 >>114 の続き しかし、この被空襲の影響で、収容の遅れていたレスリー隊 (ヨークタウンSBD隊)まで引き受けることになったため、 艦内は混乱しており、とても反撃できる態勢ではなかった。 ひたすら敵との距離を開き、敵襲を警戒しつつ、 次の攻撃隊の準備を急ぐ・・・ このような状況だったでしょう。 >>115 の続き ここでの大きな問題点は、 「スプルーアンスは、触接維持の処置を取らなかった」 まず、ヨークタウンが出した第二段索敵範囲から 日本軍第四の空母の位置が外れていたことは、 先(>>56 )に指摘しましたが、 これに、スプルーアンスが気付かなかったことを 深く追及するつもりは、さすがにありません。 >>116 の続き おそらく、ヨークタウンからは詳細な索敵計画などは 伝わっていなかっただろうし、 仮に伝わっていたとしても、それを分析するのは 司令官の仕事ではなく、参謀がやることです。 >>117 の続き 続いて、前スレで紹介した通り、 ブラウニング参謀長の即時発進の具申を退けて、 攻撃隊の発進を延期させたことも、真っ当な判断だと評価できます。 第一次攻撃による被害が予想よりも大きく、 また、その航法能力に不安が残る以上、 敵情が明確になってから、攻撃隊を出すという考えは、 納得できるものです。 >>106 ミッドウェイに野砲ってどれだけあったっけ? 海岸砲は有名だろうけど(海岸砲は上陸後の敵には有効な効果は望みがたいが)、海兵大隊がどれだけ野砲を持っていたの? >>119 残念ながら手元に資料なし。 ミッドウェイの二ヶ月後のガダルカナル島で、第1海兵師団は32門の75mm、105mmを保有していたとあり ミッドウェイの兵力規模に換算するならばその3分の1程度と予想される。 実際にイル河の戦闘で一木支隊は大隊規模の海兵と交戦し、野砲、迫撃砲とキャニスター弾を装填した37mm対戦車砲2門の火力で壊滅させられた。 日本側が艦砲を使おうにも観測射撃が必須。(増強された守備隊の兵力・配置を知らない) 結局、ミッドウェイ上空の航空優勢を掌握しないと攻撃は頓挫する。 ミッドウェイ海戦当日、真珠湾にサラトガが予備機載せて到着してるんだよね。 さすがにサラトガの投入は難しいだろうが、状況によってはTF16を一時的に東方に退避させてサラトガの予備機で戦力回復させる処置もあり得るんじゃないか。 珊瑚海で損耗したヨークタウンにサラトガのVF-3、VB-3、VT-3を搭載して即時戦場復帰してきた実績もあり、そのくらいは平気でやりそうだが。 本スレには山口二航戦司令や山本GF長官をすぐ名指しで「人殺し」呼ばわりして、どーだオレスゲーとドヤ顔する輩がよく現れるが、 細部の事情に違いはあっても日米とも(もっと言えば欧州でも)搭乗員は消耗品扱いに変わりはない。むしろそうせざるを得なかった。 かつて宮崎御大が欧州での連合軍爆撃機搭乗員の犠牲者数を、特攻隊員の殉死者より遥かに多かったと指摘していた通り。 >>122 山本五十六を人殺し呼ばわりする奴ってあんまり居ないだろう。 無能者呼ばわりする奴は、平成以降増えたとは思うが…。 何言ってるんだ?山口に関しては同時代人の評価ですよ。 「人殺し多聞丸」 1940年(昭和15年)1月15日 第一連合航空隊司令官。 大西瀧治郎の案で大西を司令とする第二連合航空隊とともに第一空襲部隊を編成し、山口がその指揮官を務め、101号作戦(重慶爆撃)を開始する。 5月12日、山口は准士官以上の搭乗員に「これから開始する101号作戦では兵力が半減しても重慶に連続猛攻撃を加え蒋介石政権を壊滅させる」と訓示する。 爆撃を護衛戦闘機がないまま強行したために大きな犠牲を出してパイロットからは 「 人 殺 し 多 聞 丸 」 と呼ばれた。 山本五十六については、今でも海自の江田島なんかでは神格化されてて、戦史上、客観的な評価がなされているとは言いがたい。 こやつの悪行を明らかにして、妥当な機動部隊運用をしていながら山本を神格化するために不当な評価が成されている南雲長官の名誉を回復する、 それがこのスレの寄って立つところではないですか? 山本は、航空本部長としての航空行政屋としては一定の功績はある。 ただし、古いミッチェル主義の段階で頭が止まってて戦闘機を主体とする空対空戦闘やは艦隊防空の脅威ほとんど理解していなかったでしょう。 あまりに航空機の損耗に対して楽観的で作戦指揮官として搭乗員を随分無駄に殺していると思いますよ。 い号作戦なんかは本当に意味が分からん。攻撃目標からして三ヶ所異方向。あれを見て異様に思わない日本人はいないだろう。 ミッドウェイも不可解な部分は無数にある。 行政屋としても陸海の航空行政の統合(空軍化)に後向きで海軍航空隊の崩壊に一役かってる。 一番最低なのは、大戦の真の決戦機種である2000馬力級戦闘機の開発に失敗したことです。 米国は開戦前にF6Fの試作まで終了してます。 あの悪名高い帝国陸軍でさえ2000馬力級の疾風を4000機送り出してる。 日本海軍が1000馬力級の零でほぼ全期間を戦う羽目になった責任はこやつの航空統合嫌いに遠因はあるだろう。 「人殺し」の尊称に値する業績はあると思いますが。 保阪正康の源田實に対するインタビューだと、 山本五十六には空母機動部隊の発想はなかったのでは、 と書かれているね。 >>125 山本五十六の神格化は、せいぜい平成初期までかと思ってたけど、今だにそんな風潮残ってますかね。 まあ敗軍の将だし、それもまだ日本海軍が戦力に優っていた時期に二度も大敗北した責任者だから、 酷評されて然るべきかね。 >>125 >それがこのスレの寄って立つところではないですか? そういうくだらない事は他スレお願いいたします、と言ったはずですが・・・ 「ボーっと生きてんじゃねえよ!」(ゲショちゃん5才) こうですか?わかりません! (私個人としては一休さんの「どちて坊や」と自己判断していますので、 長官の前スレネタ振りとは真逆ですな。) >>129 の続き 一つ言える事は、 「山本長官がいなければ、南雲長官のハワイの栄光もなければミッドウェーの蹉跌も存在しない」 南雲提督個人はどう思っていたかは分かりませんが、 仮に1AF長官でなければ、結果としてマイナーな将官の一人であった可能性があるのですから。 >>130 「南雲長官のハワイの栄光」って何?一般的にそんな評価はされてないと思う。 山本五十六がいなかったら後世に名前が残らなかったのは、仙人参謀ぐらいでしょう。 さて、声を大にして言いたいのは 将官でも参謀でも「誰々が無能!」と言うのは、 私には「単なる好き嫌い、もしくは自分の主義主張を都合よく載せる手段」 としか思えません。 ここは戦史検証スレですので、その人物を全面否定をする前に 「個別具体的な検証に基づく評価」 を提示していただければ何の説得力もありません。 それができない方こそ『真の無能』かと。 (まあ、私は自分より無能な人を見たことがないので何とも言えませんが。) >>131 >「南雲長官のハワイの栄光」って何? スレ主が泣きそうですな。 >一般的にそんな評価はされてないと思う。 その“一般的”な範囲はどこまででしょう? 軍事分野、特に太平洋戦争に興味のない“一般人”ならそのとおりかと。 では、海軍マニアの大半がそう判断していると? あまり変化のない戦史研究家は別として。 >後世に名前が残らなかったのは、仙人参謀ぐらいでしょう。 その程度の人物が山本長官戦死後に、軍令部第二部長の要職につくとは日本海軍も人材難ですな。 (山本長官は、い号作戦前後に「戦争のやり方を変える」と首席参謀の交代候補について、3F小沢長官にアドバイスを求めたそうですが。) >>119-120 ニミッツ「君が望むものをすべてそろえたら、君はミッドウェー島を守りぬけるかね」 シャノン「はい、閣下」 >>121 それは史実でもやっていますね。 >>122 貴官のレスそのものが「どーだオレスゲー」と言っているように 聞こえますけど→>>123-124 >>125 - ここは南雲スレ! 南雲長官が主役! >>129 そうそう、せっかくミッドウェーの、しかも空母戦の話を しているのにねぇ >どちて坊や チコちゃんにハガキを出そうか、迷っている今日この頃 >>130 まぁ、山本長官がGF長官でなければ、 そもそも緒戦の快進撃はなかったかもね。 >>131 その栄光を喧伝するのが、当スレに任務 >>132-133 毎度、うまいことまとめて頂きました。 そもそも無能な人間は、戦時の指揮官は務まらないですよね。 ハワイの話はいずれ >>120 ミッドウェイでのは大隊だから砲兵連隊もある師団編成と単純比較できないはずだけど また第6海兵大隊に至っては2個中隊程度 またイル川の一木支隊は威力偵察の先遣隊だからミッドウェイとは事情違うし、 交戦したイル川でも特に地形的に悪すぎた場所であってことと、敵野砲集結と迂回で後方に回れた事が壊滅の要因なんだけど、なぜイースタン島戦の戦いで突然ガダルカナルの戦例出したの? 結局、ミッドウェイの海兵隊の野砲の戦力は知らないのに野砲で壊滅されるって言ってたって事でいいの? >>137 通常、海兵隊(陸軍)は勢力に比例した砲兵を支援につける。 それは現代の海兵隊まで続くドクトリン。 海兵遠征隊(大隊規模)で野砲6門。 海兵遠征旅団(旅団規模)で24門。 資料が無ければ戦闘序列から推測すんの。 ガダルカナル島の戦例に言及したのは、ミッドウェイ攻略部隊の主力である一木支隊が、ミッドウェイ作戦中止後に転用されて参戦したからだが。 貴官の言う「威力偵察の先遣隊」がミッドウェイの攻略部隊の主力なんだが? 近藤艦隊に護衛されミッドウェイに前進中で。 それがミッドウェイで防御中の海兵隊(3個大隊規模)と交戦したらどうなるか。 イル河ほどシミュレーションに適切なケースは無いと思うよ。 敢えて言えば、より不利だろう。 南雲機動部隊の将兵には気の毒だが、そもそも攻略部隊の地上軍の勢力(一木支隊+海軍陸戦隊)ではミッドウェイ攻略は無理だろう。 最悪、上陸すらできない。 この42年度中に類似ケースが何度も何度もある。部隊が沈んだり、主要装備や兵站が海没じたり。 それを何とかできるとしたら、ほぼ完全な航空優勢(ミッドウェイの二つの飛行場の潰滅+南雲機動部隊主力の健在)しかないだろう。 作戦的奇襲に失敗した段階で、攻略目的の達成は無理。 >>137 むむむ・・・なぜか航空支援が無視される不思議 >>137 の続き 問題は、 スプルーアンスの作戦指導がここで”停止”してしまい、 以降は、ずっと索敵報告を待つという”受け身”の姿勢に 陥ってしまったこと。 より正確な敵情を得るまで、攻撃隊発進を延期するつもり なのだったら、そのための措置を講ずるべきでしょう。 >>142 の続き 例えば本職は前スレで、触接機の発進を提案しました。 https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/army/1515058374/663 レーダーにより、敵の来襲方位は255度と判明している。 爆装無しでも良いから、とりあえず燃料だけ搭載して、 その方向にSBDを1機出せば良いのです。 場合によっては「送り狼」となって、帰投する飛龍小林隊 を付けて行くという手もある。 >>143 の続き 彼我の距離は100浬以内だから、見逃すことは まず考えられない。 できれば、あと2機を両翼に加えて3機を扇形に出せば 完璧なのですが、ぜいたくは言えない状況ですしね。 >>144 の続き 事態は一刻を争う。 触接機の発進が遅れれば遅れるほど、敵空母は移動し、 それだけ発見が難しくなります。 「兵は拙速を尊ぶ」とは、 まさに、この時機なのです。 >>145 の続き もちろん、それで敵空母を発見できない場合もあるでしょう。 確かに「ヨークタウンが出した索敵機の報告を待つ」 というのでも、ひとつの選択肢ではありますが、 ヨークタウンの索敵機が8時頃に発進したとすると、 すでに100浬以上は飛行している計算になり、 現時点でも索敵報告が入らないということは、 少なくとも、日本軍第四の空母の位置を 通り過ぎてしまったものと考えられます。 >>146 の続き このままでは、敵の反復攻撃を受け続けることが 明らかな状況で、 せっかく日本軍第四の空母の所在を示す有力情報を得ながら、 1時間以上も前に出した索敵機の報告を待ち続けることが、 はたして、空母部隊指揮官の作戦指導とを考察する上で 無批判に、「正解」としてしまって、良いのでしょうか。 >>113 遅くなってしまいましたが、 はて?それほど矛盾しているとは思いませんけど 時系列でみると まず現地時間正午ぐらいにフレッチャー様スプー様は攻撃隊を収容を終わらせています ここでよく航跡図を見ると、お二方は東方へ向かって舵を切っているのですね つまり日本空母に大打撃を与えたところで、東方に退避するのは総意だと思われます ところが現地時間正午すぎに運悪くヨークタウンは飛龍の攻撃隊に見つかってしまいます ここでヨークタウンが一回目の攻撃を食らってしまいます そして現地時間午後2時30分に飛龍の雷撃隊から2回目の攻撃を受けてしまう この間スプー様はひたすら東方に向かって退避しています しかしレーダーで日本機の来る方向はわかっていたわけですから、 ヨークタウンを救出、というよりは盾代わりにするという目論見で 巡洋艦と駆逐艦を差し向けることは、間違った選択ではないと思いますよ だって被害担当艦のヨークタウンが沈んでしまったら、スプー様に攻撃が集中するのだから そして午後2時45分ごろに操縦士サミュエル・アダムスが飛龍発見を伝えます つまりこのとき飛龍は「位置不明」でなくなったわけです そこでスプー様は北に向かって大きく舵を切ります、攻撃隊を発進させるためです このときこそ「風上に向かって」進んだのですよ そして午後3時30分に発進させ終えると、また東方に向かって退避しています 午後3時にヨークタウンが航行不能になってしまったので、 日本機の攻撃が自分に向かうのを恐れたからでしょうね >>148 ちなみに操縦士サミュエル・アダムスは飛龍の位置を間違って報告しています よくアホ南雲の利根4号機の間違い報告が話題になりますが、 このアダムスの場合はそれほどあれこれ言われないのは、 なんと飛龍が逃げるのに必死で、アメリカ様の攻撃隊が到着するころには ピッタリと間違って報告した場所に収まっていた、からです さすがアホ南雲の部下らしく期待を裏切りませんねプププw 東京時間(ミッドウェイ時間)が錯綜してるので分かりにくいが スプルーアンスとしては友永隊のヨークタウンへの攻撃が終了した11:30(14:45)にサッチ・アダムス大尉(VS-3)の「敵発見、空母1、戦艦1、重巡2、駆逐艦4、北緯31度15分、西経175度5分、15ノットで北上」を入手して 間髪入れず最後の攻撃隊を放っているのでは? アダムスの索敵はVS-3の総力を上げたものでアメリカ側機動部隊としてこれ以上の組織的な索敵は無理だろう。 逆に言えば、フレッチャーは良くこの段階までVS-3を温存していたよね。 スプルーアンスは最初の攻撃でVS-6とVS-8を全投入してる。 初期の段階から、フレッチャーとスプルーアンスでそういう索敵の協定だったのかもしれないね。 スプルーアンスの最後の攻撃も薄氷。 VS-6の一部(6機)→飛龍CAP(零戦6機)に阻止 VS-6(ギャラハー直率3機)+VB-3残存→飛龍に4発命中。 最後の力を振り絞ったというところでしょう。 ただし、やっぱ1000ポンド爆弾は強烈で艦首の日の丸付近に命中した弾が格納庫まで侵徹して内部で爆発し、 飛行甲板が内側から「タコス」のようにめくれあがったとVS-6の生存者が証言してる。 死闘ミッドウェイ海戦3 https://m.youtube.com/?hl=ja& ;gl=JP#searching 米空母機動部隊が、SBDのVS-Xで敵勢力下で索敵するとき、単機では出さず2機ペアで出すんじゃないか?通常。 (南太平洋海戦で瑞鳳に接敵した索敵機が2機(SBDドーントレス2機(バーニー・ストロング大尉機、チャールズ・アーヴィン少尉機)→瑞鳳索敵攻撃→中破)。 よって、改めてエンタープライズから数方向に索敵機を出すとギャラハー隊の過半が食われることになり意味を成さない。 スプルーアンスからすると、自分のTFが確認した座標では無いのでギャラハー隊に索敵攻撃を命じた、ということかもね。 このVS-6は、敵ながら明らかに凄腕。 >>148 ほほぅ、ヨークタウンはもとより見捨てるつもりで、 ただ延命させるためだけに、派遣したというわけか。 とんだ”名将”ですねぇ ところで、なぜか史実の飛龍だけの話になっていますが、 >ここで位置が不明の残りの2隻の空母を避けるという意味(>>65 ) 5隻目の空母は、居ないと断定できたのですか? 防空戦闘機をヨークタウンに派遣し、 飛龍に攻撃隊を出している最中に、 5隻目の空母が出現したら、どうするつもりだったので? >>149 えっと、自分で航跡図を書いたことありますかねぇ その話、モリソン戦史にもありますが、重要なことを見落としていますよ。 アダムス機の報告は 「北緯31度15分・西経178度50分、15ノットで北上中」 ところが、飛龍の実際の位置は、これより40浬ほど南だった。 >>154 の続き そこで、 「エンタープライズの攻撃隊は、間違った位置に向かったが、 飛龍がちょうど北上中だったため、”ピッタリ収まった”」 と言われるのですが、 よーく考えてくださいよ。 「敵空母は北上中」と報告にあるのだから、 攻撃隊は、報告位置より北に向かって飛ばなければならない。 >>155 の続き それなのに、アダムス機の報告位置近くで 飛龍が被弾しているということは、 ”またしても”米攻撃隊は、「航法計算を間違った」 ということなんですよ。 アホはどっちなんだか >>150 ありがとうございます。 ついでに言うと、アダムス機の報告「西経175度50分」 ですが、これは「西経178度50分」の誤りですね。 西経175度だと、米空母より東方にいることに なりますから。 >>151 そうですね。 第二次攻撃も、エンタープライズとホーネットで 逐次投入になりましたからねぇ なにやってんだか >>152 別に二機編隊にこだわる必要は無いのでは 本来なら、第三段索敵機を出すところの代替案なんだし >>147 の続き 一般に、ミッドウェーでの索敵について 「七線一段索敵は索敵軽視」 「筑摩一号機の雲上飛行は慢心の証」 「利根四号機の艦位誤差」 が定番で、”その後”が話題になることは、 ほとんどありません。 >>159 の続き 過去スレでもとりあげたことがありますが、 南雲長官は、0530時の蒼龍二式艦偵をはじめとして、 適宜触接交代機の発進を命じており、 途中、何度かの中断はあったものの、 6月5日の日没まで、米空母の触接維持に 成功しています。 >>160 の続き 日本側の戦闘経過だけを追っていると、 ”当たり前”のこととして、流されてしまいますが、 今回のような米空母の動きと比較すると、 南雲長官の丁寧な作戦指導! 敵情把握に関する細やかな心配り!! 優秀な水上偵察機と、搭乗員の献身的な任務遂行!!! >>161 の続き それとともに、 水上偵察機を持たずに、艦爆に兼用させたために 触接交代機を出し渋る米空母部隊。 その結果、攻撃が終わるたびに、「リセット」されて、 またイチから索敵をやり直す効率の悪さ が、浮き彫りになるのではないでしょうか。 日本側の水上機索敵依存は悪手かもしれない。 (南雲氏のせいではなく教義として) 筑摩が利根がというより、空母戦闘において構造的にマッチしてないような。 珊瑚海から延々と水上機からみの索敵ミスで振り回されて。 逆に水上機偵察がサクッと成功して攻撃できたケースが皆無のような。 当該海域での「視界」があまり俎上に上がらないね。 白紙的に高度6000mで約290km先まで見える。 数十マイルの誤差なら雲量によってはリカバリーできるような。 南雲機動部隊の一段索敵に対する批判も、高度や雲量の掛け合わせで変わると思います。 二段索敵が常に絶対正義ではない。 むしろ水上機偵察の構造的問題が大きいのではと。 >>161 前にも言及されていたと思いますが空母戦での敵艦隊との触接維持は、 日米海軍でその熱意に大差があるように感じます。 指揮官の優劣以外に帰する理由がありそうですね。 >>6 GFが南雲司令部に渡した命令書には「地上タンクを破壊せよ」というのは なかったらしい。 草鹿参謀が戦後語ったことによると貧乏な日本ですら苦労してタンクを地下化し たのに米国が真珠湾のタンクを地下化していないはずがなく空っぽの地上タンク を攻撃しても仕方がないと考えたからということです。 空母云々も攻撃隊第一波に与えられた第一目標は戦艦で四隻までとされていた ので目標を達成した以上帰還するのは当然ですね。 まあ戦後GFの中枢にいた提督連中がこのことに触れずにいたのが不思議。 空母機動部隊同士の交戦事態が稀だけど、帝国海軍の戦爆雷連合の攻撃がまともに決まって米空母を撃沈した2回の攻撃は 両方とも艦上攻撃機の索敵情報による。 しかも、1回目は97艦攻7機による一段索敵。 実態として方法論や勢力よりも単機ごとの「練度」差が大きい。身も蓋もないけど。 システムで戦うアメリカ側も索敵に関してはかなり職人技で ただし索敵職人集団としてのVS-Xを各空母にSBD1個飛行隊飼っているのがでかい。 そもそものコンセプトがSBD=Scout Bomber (偵察・爆撃機(ダグラス社)) Ju-87が370km/hに対してSBDが410km出てしかも1000ポンドを積める。 99艦爆も速度は後期型で420km/h出るが500ポンドどまり。 この差は「固定脚」ということになるのかな。 彗星で1200馬力で1000ポンド爆弾搭載。やっぱ脚の差か。 十三試艦爆の偵察 『敵機動部隊情況不明なりし際、極めて適切に捜索触接に任じ、 その後の攻撃(飛龍の反撃)を容易にならしめたり。功績抜群なり』 (無線機故障したけど) >>163 水偵は触接維持用に有効かもしれませんね。 >>164 そうですね。 まぁ、6千メートルまで上がる必要は無いとは思いますが・・・ おおむね晴天ならば、周囲30浬はカバーできるはず >>165 そう、まさに「熱意」ですよね。 なぜ、米海軍が触接に熱心でなかったのか、 その理由を考えるのも、面白いかもしれません。 >>166 全く。通常停泊している空母に、飛行隊は搭載 されていないので、優先順位は低い。 >>167 我々の感覚からすると、単機や2機で攻撃したところで、 戦果は限られるし、かえって敵の警戒を強めるだけと あまりメリットは思いつかないのですが、 文化の違いですかねぇ >スカウトボマー >>168-169 なるほど、脚の差か・・・なんでだろう? >>162 の続き とはいえ、この触接機発進案は、 「より確実を期するなら」 という、更に一歩踏み込んだ内容であり、 現実問題として、すでにヨークタウンが 索敵機を発進させているのだから、 その報告を待つ選択をしたスプルーアンス少将の 判断は、非難するには当たらない。 >>172 の続き ただし、それは、 友永隊収容を優先した南雲長官、 あるいは薄暮攻撃を企図した山口少将 と同じく、 常に 「攻撃隊発進前に被弾して、戦闘不能となる」 危険を伴う、薄氷の綱渡りであったことを、 心にとどめるべきかと。 >>173 の続き 頼みのSBDは、復路の途中になって、 ようやく飛龍が索敵圏内に入ってきたために、 敵を発見することに、成功はしましたが、 わずか100浬先の目標、 通常なら30分程度の至近距離なのに、 3時間半も要したのは、 全く”効率が悪い”としか、言いようがない。 >>174 の続き その間、敵の攻撃を受けて、被弾でもしたら、 まさに南雲長官や多聞丸の二の舞となってしまいます。 スプルーアンス少将の決断は、 その”動機”は間違っていたが、”結果”として成功した。 >>175 の続き それがうまくいったのは、 日本空母が、飛龍1隻だけで、 しかもその攻撃隊が、ヨークタウンに集中したのと、 飛龍が北上を続けて、 ヨークタウンSBDの索敵圏内に飛び込んでしまったこと。 >>176 の続き さかのぼれば、マクラスキー隊が航法を誤り、 絶秒のタイミングで、戦場に遅れて到着し 奇襲を成功させたこと。 それはつまり、利根四号機がエンタープライズを 発見したとき、スプルーアンス少将が直ちに マクラスキー少佐に、進撃開始を命じたこと。 やっぱり、彼は名将なのかねぇ 日露開戦直前GF司令長官を交替するさい山本権兵衛はなぜか待命一歩手前と 揶揄されていた東郷平八郎をGF長官に推薦すると明治天皇に奏上した。 天皇がその理由を尋ねると「東郷は運の良い男で御座いますから」と答えると 天皇は満足そうに頷いたという。 レーダーという要素もあるんじゃないか? アメリカ側はある程度前方空域の脅威度が分かるので慌てない。 スプルーアンスは、44年の戦歴で明らかなようにレーダーを使いこなせる識見がある。 日本側も南太平洋くらいになると翔鶴のレーダーで防空がかなり様変りしてる。 >>165 索敵や接触では明らかに日本海軍が上手だよな。 暗号解読前提の作戦計画通りにコトが進んで戦闘開始時ではアメリカ海軍の完勝モードだったのに。 スプルーアンスが、TF16の攻撃部隊を、発艦した飛行隊ごと南雲機動部隊に向かわせたのは レーダー情報(日本側索敵機探知)による緊急発進ですよね。 逆に言えばレーダーがあれば、敵機を探知してからの緊急発進でも間に合うと。 南雲提督も、南太平洋で第1次攻撃隊(村田隊)を出した後、 翔鶴のレーダーがアメリカ軍機を捉えたので、第2次攻撃隊は関隊、今宿隊を統一せずに各個に進撃させ、さらに艦隊CAPを発艦させて防空を固めた。 (代償として、スプルーアンスのケース同様に攻撃隊に大損害が出たが。) レーダー持ってるときの普通の対応ですね。 レーダーに敵影が無ければ、普通に戦爆雷連合を空母上空で組んで進撃させ、 組織的な制空戦闘から多方向のアルファストライク(当時は概念が無かったが)をかけるのが海空戦術上の常識かと。 >>178 まったく。スプルーアンスを見ていると、 つくづく「運の良い男」だと思いますねぇ >>179 それは大きいですね。>レーダー 日本海軍の場合、電探を装備しても、機上無線が使いものに ならないので・・・orz >>180 そうですよね。 ミッドウェーに関する限り、アメリカ側は圧倒的な情報優位に あったのだから、もっと楽というか、着実に勝利をつかむ ことができたはずなのにねぇ そして、gdgdはまだまだ続きます。 >>181 本職も同意ですが、 >普通に戦爆雷連合を空母上空で組んで進撃させ、 >海空戦術上の常識かと。 こんなこと言うと、雷爆同時攻撃は練度を必要としない・・・云々 という人があらわれますぞ。 >>177 の続き さて、現在主題としている、 「米海軍の組織力の弱さ」 ですが、 そのバラバラの攻撃隊と同じく、 両任務部隊の連繋は弱く、 どれだけ意思の疎通が、しっかり取れていたのか、 不安に感じるほどです。 >>184 の続き もともと米機動部隊は、独立性が強いので、 単純な比較はできませんが、 打撃部隊の統一方針、 すなわち、3隻の空母をどう運用するつもりなのか、 よく見えてきませんよね。 >>185 の続き 例えば、この日の朝、PBYの索敵報告が入ったときは、 フレッチャーからスプルーアンスに対して、 「南西方向に進み、位置の明らかな敵空母を攻撃せよ 当部隊は索敵機収容後、貴部隊に続く」 と、明確に打ち出しているので、ことさら、 アメリカ側の統率力が劣っているわけでは無いと思うのですが、 >>186 の続き これ以降、特にヨークタウンが攻撃にさらされてからは、 すっかり影をひそめてしまい、 フレッチャーが何をしたいのか、よくわからず、 スプルーアンスは独自の判断で、飛龍に対する攻撃隊を出し、 心配になったのか、「何か指示はある?」と確認したところ、 「無いよ、スプー、君に従う」と返事が来る始末 これって、軍組織として大丈夫なんでしょうかねぇ TF16と17の連携に対してニミッツ提督はどういう命令だしてるんだろ? 協力しあって敵艦隊を撃滅しろ、なのか(つまりスプとフレは同等の立場) スプは先任指揮官のフレの指揮下に入って行動しろ、なのか。 もともとが戦艦戦列のbattle lineがあって、それを守る多重システムの一環でしかないからな。 アメリカ海軍の空母TF。 真珠湾でサルベージ中の戦艦戦列が中心で空母TF相互の明確な連携要領は教義としては「無」かった。 U.S. Navy Surface Battle Doctrine and Victory in the Pacific http://digital-commons.usnwc.edu/nwc-review/vol62/iss1/7/ まだ全部読めてないが。暑いし。 まだ過渡期なのだろうが、この42年の戦訓を反映して、アメリカ海軍の教義も戦艦戦列のmajor tacticsから巡洋艦、駆逐艦、空母のTF単位のminor tactics変化していく。 ニミッツは潜水艦屋で、TFの運用も「全軍の狼群戦術化」と解釈してもいいのかも。 ニミッツがデーニッツの位置にいて、敵状を分析しつつ各TFに訓令を与え、一方で自主行動の裁量を与え「狼群」として襲わせるわけです。 ニミッツの役割は、中央集権的に統一指揮というより、当該海域に各TFを送り込み狼群を形成させる。 状況不利なら各TFごと離脱。潜水艦的でしょ。 アメリカとしてもミッドウェイ始め当然、各TFの連携は満足できる状況になく TF○.○をさらに束ねるTGが出現、さらに水陸両用部隊を含めて全体を現場で総括する最凶の第5艦隊(スプルーアンス)が出現するわけです。 怖っ >>168 同じ急降下爆撃機でも艦艇攻撃用の日米の艦爆と違ってJu87は攻撃ヘリみたいな地上軍支援機だよな。 当然、地上支援機であることが主として、艦船についても撃沈記録がある。 ルーデルは1t爆弾でロスケの戦艦マラートを真っ二つにしてる。 99艦爆の相対的非力さは隠しようが無い。 先方はヘルダイバーに至っては900kg、実に四倍近い爆弾搭載量。 大和級と言えどもバイタルパート以外は重大な損害受けるのも当然。 艦爆の更新が遅れていた原因の一つとして、どっかの馬鹿が陸攻をやたらと推していたのと関連はあるでしょう。 日本海軍は、イギリスのは沈めたが、行動中のアメリカ戦艦は一隻も沈めることができなかった。一隻も。 ワシントンやサウスダコダみたいにかなり重要な局面での交戦例もあったのに。 あれって艦橋後ろの第1煙突あたりで分断して前部3分の1が沈んだんだよな。 残った後部は主砲9門が使えるから浮き砲台として使われたらしい。 >>188 そうですね。作戦計画書(OP29-42)によれば、 http://www.midway1942.com/docs/usn_doc_24.shtml From:Commander-in-Chief, United States Pacific Fleet. To :Commander Striking Forces 「発:米太平洋艦隊司令長官(ニミッツ) 宛:打撃部隊司令官」 となっており、 >>196 の続き 司令官の内訳は、 ComTaskFor. 16. (Delivered by hand by War Plans) ComTaskFor. 17. (Delivered by hand by War Plans) ComTaskFor. 11. (Hold until arrival Pearl) TF16(スプルーアンス) TF17(フレッチャー) TF11(フィッチ)※サンディエゴで修理中の空母サラトガ基幹 なので、同列扱いですね。 >>189 暑いですねぇ、 >U.S. Navy Surface Battle Doctrine ぜひ邦訳版を! >>190 潜水艦は原則、単独行動ですからねぇ 水上艦艇でも、単艦で通商破壊とかやるんなら良いんですけど。 命令系統の一元化は、軍組織として必須かと。 >>191 史上最強の艦隊ですな >>192 直協機扱いかな >>193 さすがは人外 さぁガーデルマン、ミルクを飲んだら出撃だ! >>194 2,000ポンド? >>195 ルーデル閣下の『急降下爆撃』によれば、 命中後の数日間、偵察機がマラートの姿を発見できなかったので、 撃沈判定はできなかったようです。 「(命中したのが)1000ポンド爆弾であるのが惜しい。 これが2000ポンドであったらなぁ!」p39 >>187 の続き 特に、最後の話なんか、 『提督スプルーアンス』によると、 「ヨークタウンは放棄されたが、フレッチャーは健在であり、 新たに旗艦となった重巡アストリアで、戦闘の指揮を執る 立場にあった。 この後、夜間の行動をいかにするか ヨークタウンの処置をどうすべきか、等 決定を下すべきことは山ほどあった」(p173) ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
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