>世界のエリートはコスモポリタニズム(世界市民主義)を自負している。若いエリートの中には国境という概念を全面的に拒否している人たちもいる。
>多くの労働者階級の白人は、これを社会的連帯の驚くべき欠如と捉えている。彼らは米国人であることを誇りに思っている。それは自分が主張できる数少ない社会的地位の高いアイデンティティーの1つだからだ。
>一方、エリートは世界市民としてのイメージを打ち出すことで、社会的名誉を追求している。そして、その多くは世界市民として大学またはそれ以前から世界とつながりを持っている。
>しかし、労働者階級の米国人は故郷に近い場所にとどまる傾向がある。なぜなら彼らは仕事や子育て、屋根に空いた穴の修理を家族や友人で構成される狭い世界に頼っているからだ。こうした問題をエリートはお金で解決している。

>エリートと非エリートは根本的に異なる基本的価値観を持っている。2007年に社会心理学誌「ジャーナル・オブ・パーソナリティー・アンド・ソーシャル・サイコロジー」に掲載された研究論文によると、
>エリートが達成感や個性を重視しているのに対して、労働者階級は連帯感や忠誠心、すなわちコミュニティーに構成員を結びつける価値を尊重している。


うむ