モルトケらプロイセン軍人が育て、WW1・WW2で活躍したという、ドイツ陸軍特有の訓令戦術(委任戦術)は
WW2後にはアメリカ陸軍を始めとして諸国で優れた戦術と見做され取り入れられているようですが
WW2終戦までは他国ではこの戦術を取り入れていなかったんでしょうか?
例えば、WW2のソ連赤軍がドイツと対照的に、優れた高級指揮官の命令に服従させるトップダウン式になったのは
「前線指揮官めいめいに高度な教育を施す」には教育リソースが乏しい田舎国家だったからでしょうが
ドイツと同等以上に都市化・高学歴化の進んでいた米英仏あたりはやろうと思えば出来たはずです
WW2が始まって初めてドイツ陸軍が使う独特な戦術の存在に気付いた、ということもないでしょうし