江戸時代は、全期間を通じて、3701件の一揆が起きているが、役人の死者が出た例は、1件しかないそうだ
記録に残っていない死者がいた可能性はあるが、一揆が基本的に、暴力的な行動ではなかったことは、間違いない

都市部の打ち壊しも、建物や商品の類いは容赦なく破壊するが、
・人は殺傷しない、強姦もしない
・放火はしない、目的の建物で火が使われていたら、まず消火してから打ち壊す
・略奪は一切しない
等の原則が守られていて、極めて統制のとれた行動だったと、取り締まる側の役人の記録が残っている