>>319
> プロジェクトの最大のキモであるシステムインテグレーションを外国メーカーに任せるとか、経験を積むチャンスを自ら潰すようなものだな。

別にボーイングだけに100%任せるわけじゃない
システム統合のメインをボーイングにして三菱がサブとしてボーイングのシステム統合のノウハウを実地に学べば良い

いきなり全ては無理なのだよ、日本が経験に乏しい以上はね
20年以上前の機体とは言え今でも空中では最強のF-22に要素技術では追いついたか少し追い越した(F119 vs F9)ので今回は良しとして
その優れた各種の要素技術をきっちりと決められた時間とコストで優秀な戦闘機に仕上げること、これが今の日本にとっては最も大切だ
経験に乏しいシステム統合まで抱え込んで時間やコストを大幅に超過して計画打ち切りや導入機数の削減を食らっては元も子もない
今回は日本が持つ優秀なエンジンや優れた素材技術やファスナーレス技術、AESAレーダーのコンフォーマル化などを速やかにF-3という形に纏め上げることを最優先する
たとえアメリカ企業の助けを借りてでもね

そしてそのアメリカ企業のやり方を学ぶ、逆に言えばMHIが学べるようにすることをボーイングにシステム統合を担当させる条件にすれば良い
そして日本の戦闘機開発F-3で終わりじゃない、日本と言う国がありすぐ近くに中共という脅威がある限りは何度でも戦闘機を開発して行かざるを得ない
その時にF-3計画でボーイングから学んだMHIのシステム統合の手腕が発揮できれば良い、そう考えるべきだ

物事は長期的に戦略的に考えないと駄目だよ、我々日本人の多くはそこが苦手で戦術的勝利つまり技術の世界で言えば個々の要素技術の優位性ばかり気にするけれどね
長期的に日本が戦闘機開発で自立するには、MHIに現時点のMHIが苦手とし現実にMRJでも苦労しているシステム統合のノウハウをF-3計画で良い教師を付けて学ばせることだ、
システム統合を学ぶには最高のチャンスなのだから