彼は周りの人に賢い戦略家、高尚な策士だと認めてもらいたかった。
しかし、知恵ある言葉もリーダーシップも無かった。
皆を鮮やかに論破して尊敬を勝ち得たかった。
一見、耳障りの悪い尖った意見が、実は深く考察すると合理的なのだと感心されたかった。
でも口から出てきたのは、ただの変な屁理屈だった。 ←今もココ