>>676
機動性重視というのは、あくまでイラクやアフガンなどで、対ゲリコマ戦を経験した国々の話だな
米軍/NATOはその方向性で良いと思うけど、対中・対ロを見据えた正規戦を想定しなければならない日本は、事情が違う

陣地を奪い合う正規戦では、砲撃や航空攻撃など「空」からの攻撃はしょっちゅうだ
勿論、直撃弾を受けたらひとたまりもないけど、小さな断片を浴びた程度で部隊が壊滅しては困る
だからこそ陸自では、初代の戦闘防弾チョッキの頃から、「ゴツい」デザインを採用し続けてきたのよ

https://www.mod.go.jp/gsdf/neae/akitasta/image/5jiyaei-2.JPG

例えば左の機関銃手は顕著だな
彼はヘルメット、首回り、肩の防護材によって身体の上面が厳重に防護されており、この格好で蛸壷陣地に入れば、「空」からの攻撃には堅牢だろう
いくらDAPSがあるとはいえ、肩周りの守備面積が小さいIOTVやSPCSでは、このような芸当はできない