>>229
> >>228
> 今開発中のSR-72のようなのを戦略爆撃機に出来れば理想なんだがな

元々、その先代のSR-71は正しくはRS-71という機種番号になるはずだった
その用途コードの“RS”は“Reconaissance and Strike”の略、つまり敵地に迎撃不可能な高度と速度で侵入して
戦略目標の状況を偵察して打撃を加える「偵察・攻撃機」となるはずだったんだよ
その意味ではSR-71ならぬRS-71はイギリスで試作で終わったTSR-2と似た目的の機体と
言えないこともない(但し、TSR-2は戦術目標への偵察・攻撃なので低空侵攻、RS-71は
様々な対空火力で堅く守られ敵の奥深くにある戦略目標へなので超高空の超高速侵攻の違いがある)

ところが時のジョンソン大統領がこの機体を発表する際に“RS”を“SR”と言い間違えたので
アメリカ空軍は慌てて新たに“SR”という用途コードを“Strategic Reconaissance”の略としてデッチ上げる羽目になり
“SR-71”は実史のように打撃力のない純粋な戦略偵察機として配備されることになったのだ

もっともあの機体を予定通りの偵察・攻撃機の“RS-71”として開発配備していたとしても
機体規模からして搭載(当然、爆弾倉に内装)できる対地攻撃ミサイルとしては
SRAM(Short Range Attack Missile…速度はM2級、射程は100海里ほど)クラスのサイズのを
1〜2発が精一杯だっただろう