1941年12月8日、日本の大本営はパニックに陥った。

真珠湾空襲に成功した「トラ、トラ、トラ」は届いたのに
マレー半島上陸作戦に成功した「ハナサク、ハナサク」は届かなかった。

何と、マレー半島上陸、フィリピン攻略に充てられていた陸海軍の部隊が全て消え去っていたのだ。
南方攻略作戦の部隊を失った日本は、燃料不足から艦隊決戦が不可能となり、本土決戦を決意し、
その作戦遂行にまい進する。

1943年11月1日、米軍は南九州上陸作戦に成功、1944年3月1日には関東上陸作戦を発動する。
日本は政府を松代に移転し、米軍に大量の出血を強いることでの講和を迫る。
日本は痛み分けに成功するのか。