最新の「風雲児たち」を読んで思いついた一発ネタ。

「井伊家は国替えとする」
「いずこに国替えで」
「松平容保公が、京都守護職になられる。そう言えば、お分かりだろう」
「そんな彦根から会津に国替えとは」

京都守護職に会津藩主、松平容保が就任するのに併せて行われた
井伊家の彦根藩と、会津松平家の会津藩の国替えは、歴史を大きく揺さぶった。
松平容保は、表高は23万石のままだったが、幕府蔵入地となった彦根藩の旧領と併せ実質35万石の大邦の身となったのだ。
更に京都の近辺に所領を持つことで、京都の治安維持にも大いに役立つことになった。