8カ月鎖で縛られ続けた日々 中国“ウイグル強制収容所” 奇跡の生還者が衝撃の証言
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ウイグル族は1100万人いるとされるが、国連や人権団体などは100万人が拘束されていると指摘する。
約10人に一人の割合だ。

毎日、“共産党・習近平礼賛”を強制

15uほどの部屋に、手足を鎖で縛られた40〜50人がいた。シャワーはなく、食事も睡眠もトイレも同じ部屋だった。

4時:起床。1時間ほど布団をきっちり四角に畳む練習。
5時:共産党や国家をたたえる歌を歌う。
6時:全員が壁に向かい一列に並び、スピーカーから流れる国歌を一緒に歌う。
7時:朝食(饅頭1つとお粥か野菜スープ)
8時:共産党を称える歌を繰り返し歌う。中国のウイグル政策の素晴らしさ、分離独立主義者や過激主義者の定義など、
プロパガンダ政策を繰り返し勉強。
12時:昼食(朝食と同じ)。
食事前に「共産党がなければ新しい中国は無い。社会主義は素晴らしい」などの歌を繰り返す。
食事が来ると全員で「党に感謝、国家に感謝、習近平に感謝、習近平の健康祈る、国家の繁栄祈る」など、大声で3回、
きっちり声が出るまで繰り返し、食事。
午後も、プロパガンダ学習を繰り返す。

従わないと拷問を受けた。豚肉を食べることを拒否しても同様だった。

頻繁に人が入れ替わったが、連れていかれた人がどうなったか、一切分からない。
病気で亡くなる人もしょっちゅういた。同じ部屋の2人が目の前で死ぬのを見たという。

父親は9月に施設内で亡くなったが、遺体は返されなかった。葬儀も、墓を建てることも出来ない。
「なぜここまでやるのか」