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中国マネーは毒か希望か 借金漬けの途上国、6千字ルポ
た。
名目は防災訓練だが、本当の目的は違う。村人から「司令官」と呼ばれるアンヘル・グアレンガ(44)は「外部からの攻撃に備えた訓練だ。中国の会社が石油を狙っている。
私たちは森の虎になる。一歩も入らせない用意はできている」と語った。
やりや弓矢で武装して、追い返したこともあるという。
【@アマゾン】開発で汚染、やむなく売春も
密林地帯の地下には豊富な石油資源が眠る。
2014年、コレア前政権は開発規制がかかったこの地域の石油採掘権を中国企業などに与えた。
先住民は反発する。部族間で連帯し、抗議行動を続けている。
すでに中国企業が開発を始めた地域では、反対派の住民が行方不明になる事件が相次ぐ。
石油会社や政府に雇われた人物、開発を支持する住民の関与を反対派は疑っている。
反対する住民の一人、イレネ・トケトン(34)は「流出した原油などで川が汚染され、魚も動物も減った。
石油採掘に来た中国人相手に、生活のため、売春する女性もいる。
生活がめちゃくちゃになった」と訴える。
調査報道を手がけるエクアドルのジャーナリスト、フェルナンド・ビジャビセンシオ(50)は「中国からの融資がなければ、アマゾンの開発は必要なかった」と指摘する。