軍事研究2018年12月号より転載

そして、一連の発射試験では最後に、XASM-3を艦型標的に命中させた。

ここでは、超音速の衝撃に対応した新開発の弾頭及び信管が設計通り作動しており、超音速で衝突しても艦型標的を
貫通することなく、艦内で起爆したことが確認された。
 
また試験後、防衛装備庁と航空自衛隊の関係者が調査のために艦型標的の内部に入ったが、そこで超音速で衝突、
艦内で起爆したXASM-3の威力を観察したとのことである。

その模様についても質問したが、爆発の威力に関する客観的なデータは示せないと前置きした上で、設計目標であった
一発で敵艦艇の主要機能を喪失させる能力を確認したばかりか、 想定していた以上に凄まじい破壊力だったとコメントされた。
(軍事研究2018年12月号)
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「しらね」最後のご奉公