新たな防衛計画の大綱及び中期防衛力整備計画の策定に向けた提言
〜「多次元横断(クロス・ドメイン)防衛構想」の実現に向けて〜
https://jimin.jp-east-2.os.cloud.nifty.com/pdf/news/policy/137478_1.pdf
> 平成30年5月29日
> 自由民主党政務調査会
>
>(中略)
>
> (2)継戦能力の強化
>  @基地等の抗堪化
>     有事における自衛隊・米軍の戦力発揮基盤を維持するため、
>    簡易型防護シェルターの導入や施設の地下化等、
>    EMP攻撃対策も含めた基地等の防護・分散等の抗堪化を推進するとともに、
>    これらが損害を受けた場合の滑走路等の復旧能力を強化する。
>     また、陸上の航空基地が損害を受けた場合の代替滑走路としての機能
>    (基地機能の分散及び抗堪性の向上)、
>    列島戦防衛のための平時・有事の防空任務あるいは
>    災害時の救援活動の拠点としての機能(輸送、医療、自治体も含む航空機の運用)等、
>    専守防衛の範囲内の様々な用途に用いる「多用途運用母艦」について、
>    具体的な運用構想や既存艦艇の改修を含めた導入のあり方等の検討を進め、
>    早期の実現を図りつつ、これに搭載・運用することも可能なSTOVL機(F-35B等)を取得する。

合衆国のLAND報告では満載排水量2万ないし4万トンクラスの小型空母について
正規空母や陸上基地の支援が不可欠で敵航空戦力が強大な戦場では展開できないという欠点も指摘している
自民党提言の抗堪性強化名目で軽空母保有を謡うのは虫の良い話に思えてしまう