>>22
君の「失敗」という言葉の意味は他の人とは違うようだね
どうも君の使っている言語は見掛け上は日本語でも普通の人が使う日本語とは異なるようだ。

普通の意味での「F-3計画が成功する」とは、スケジュールと予算を大きく超過することなく
F-3に求められた要求仕様をクリアする戦闘機が完成して予定通りに配備が進み
最終的には何十年か先に陳腐化が進み後継機にバトンを渡すまで大きなトラブルなく運用されるということだ。

F-3の総生産数が多い少ないは戦闘機開発計画の成功か失敗かとは関係ない。
日本の防空に求められている当初の期待通りの性能を有する戦闘機が完成し
我が国の防空に必要な機数が生産されて滞りなく配備され大きなトラブルなく運用されたら
立派な成功なのだよ。

どんなに生産数が多くて量産効果の利いた★君の意味では成功している★戦闘機であろうと
我が日本の防空に役立たない性能でしかなければそれを配備することは完全な失敗だ、
何しろ防空に役立たない戦闘機を配備せざるを得ないと言うことは、とりもなおさず
最も重要な最終目的である国の防空が破綻するということだからね。

F-16もF-35も我が国の長細い国土に起因する長大な防衛ラインを守るには全くの力不足だから
これらが世界の戦闘機マーケットでどのように評価されていようと我が国の防空には関係ない。

そもそもF-3を輸出する計画など開発計画策定時点の現在において全くないのだから
戦闘機マーケットからの評価はF-3には無意味だ。

そもそも我が国にとって潜水艦と共に国防における最も重要な兵器であり最高機密の塊のF-3戦闘機など
相手が欲しいと言ってきてくれたとしても喜んでホイホイと輸出できるものではない。
仮にF-3が順調に完成したとしても、日本にとって輸出できる相手国は日米安保で結ばれているアメリカ以外だと
せいぜいイギリスぐらいのものだ。

長大な国土を守れるF-22やF-15をも超える卓越した航続性能を有する第5世代戦闘機(ステルス、超音速巡航)は
アメリカも開発していないしする予定もない。だから日本自身で開発せざるを得ない(そうしないと日本の防空が破綻する)、
単にこれだけの話で、その目的を果たせれば計画は成功、大きな開発遅延や多額の予算超過が起これば失敗。