戦闘爆撃機厨は、F4F/FM2が護衛する艦隊には、爆戦21はまだ有望であっても、
F6Fが護衛する艦隊には無意味だ、って気付いてない時点で、ムチャクチャの極み。

爆戦21の緩降下速度は550キロ程度、150〜300mの高度で投弾し、海面スレスレを離脱するようだから、
最高速515km程度のF4Fなら、緩降下態勢に入った爆戦21に追いつくのは難儀するかも。
しかし、最高速611キロ級のF6Fなら、命中率が極めて高い100〜200mの至近距離に追いつくことも可能。
爆戦21は餌食になるだけである。

だから、戦闘爆撃機構想を夢想するなら、零戦ではなく、優速の雷電なのだ。

更に言えば、マリアナ沖の戦訓解釈も大誤り。
幾ら、戦艦「サウスダコタ」に唯一の直撃弾を浴びせたとはいえ、
三航戦の出撃機、42機のうち30機未帰還、二航戦の出撃機9機のうち未帰還は5機、という甚大な被害を出して撃退された。

この程度のサバイバル・レシオじゃ、99棺桶よりはマシ、彗星と似たり寄ったりというべきであり、
生存率を高めて、攻撃能力を保全したいなら、【雷電】なり飛燕なり600キロ弱の高速機を投入するには絶対条件。