高齢者事故を防止する人間工学
 キーになるのは太ももの捻りである。
 通常、かかとを基点に太ももを捻ってペダルを踏み変える。この足の捻り許容角が年齢と
ともに小さくなっていく。
 (横方向や後方確認のため)上半身をひねると、それが足に伝わり、足の捻り許容角を超
えると、上体の動きにつられてペダルから足が離れようとする。
 特にコンパクトカーについて顕著なのだが、アクセルペダルとブレーキペダルが左にずれ
てしまっているクルマは今でも多い。
 (このような車で)ブレーキペダルを踏んだまま窓を開けて上体を乗り出し、駐車券を取る
あるいは後方を確認するため上半身をひねると、ブレーキペダルからアクセルペダルへ
つま先が無意識のうちに動こうとする。
https://www.itmedia.co.jp/business/articles/1704/24/news041_2.html

ペダル踏み間違い事故が86%減少!マツダの安全追求はまずドラポジから
 マツダは、(デミオ、アクセラ、アテンザのモデルチェンジに伴い、アクセルペダルとブレーキ
ペダルの左ずれをなくし)、右足を自然に伸ばした先にアクセルペダルがあるように、位置に
心を配りました。
 また、アクセルペダルを吊り下げ式からオルガン式に変更したところ(カカトの位置が安定し)、
ペダル踏み間違い死傷事故の発生件数がモデルチェンジ前と比べ、なんと86%も減少したと
いいます!
https://news.infoseek.co.jp/article/goodspress_95576/

まあ東池袋暴走死傷事故でも、妻の「危ないよ、どうしたの」の後、加害者の「あー、どうした
んだろう」と応じた直後から暴走しており、この時、上半身をひねって足がアクセルペダルに
移動したのでは、、、などと思った次第。