KFXのブロック1にはウェポンベイは実装されない。
代わりにユーロファイターのようにミーティア中距離空対空ミサイル4発を胴体下腹部に半埋め込みで搭載。
こうすることでRCS(レーダー反射断面積)と戦闘運用状態での空気抵抗を低減。
ブロック2からはウェポンベイを実装予定。
KFXは元々ウェポンベイにするためのスペースを確保してあることは明言されてる。

既に削り出しが終わり公開された
バルクヘッド(胴体フレーム)にもウェポンベイ用のスペースが確保されている。
ウェポンベイを設置すると燃料タンクのスペースがなくなると主張する人がいるが
F-35は単発機(エンジンが1基)ながらウェポンベイがあり、
なおかつ8.4tもの燃料を搭載可能な胴体内タンクがあり、
増槽無しでフェリーで4000kmも飛ぶことが可能だ。

KFXもウェポンベイのスペースを確保しつつ、
十分な航続力を確保できる胴体内燃料タンクのスペースも確保されているだろう。
確保されていないならそれは馬鹿げた設計ということになる。
レーダーはレーダー波を送信し、反射してきたレーダー波を受信することで敵の位置を特定する。
対してKFXはF-22やF-35のように尾翼を二つにして、胴体側面と尾翼を同角度で傾斜させることによって
レーダー波を正面方向に反射させないようにしている。

機体前部もF-22、F-35と同じく平面を基調とした菱形でやはりレーダー波を正面に反射させない設計となっている。
ユーロファイターのRCSが0.05から0.1。ラファールのRCSが0.1から0.2。
両機はレーダー波を乱反射させたうえ、送信元に返してしまいRCSを悪化させるカナード機で、
単尾翼であるなど全面的なステルス設計がされていない。
それでもユーロファイターのRCSが0.05なので
全面的なステルス設計がされているKFXのRCSは0.05以下になる可能性がある。
さらにウェポンベイが実装されれば0.01か0.007、0.005ぐらいまでRCSが低下するかもしれない。