0379名無し三等兵
2019/05/06(月) 22:24:08.72ID:qMUR73lA世界大恐慌が金本位制の固執で起きたとは初耳だ。
義務教育でも株価の暴落で起きたと習ったが。
デフレだった一時期だけ取り上げるのもなんだかなあ。
株価の暴落により多くの人々が破産、購買力が無くなった。
なので、商品価格をいくら値下げしても売れないハイパーデフレに。
物価も連動して大暴落、巷では飢えた人々が大勢路頭に迷っているのに、
パン屋では全く売れないパンが腐ったりしてた。
それを生産する農家にも大打撃が与えられた。
スタインベックの「怒りの葡萄」には下記の意味の記述がある。
「売っても損にしかならないジャガイモなんか捨てちまえ!
そして腹の減ったやつらが食えないように原油をまいておくんだ!
一方、都市からは飢えた人々がやってくる。しかしようやくたどりついた農村にも
食料はない。腐った大量のジャガイモには原油がふりかけられている。
人々の心に怒りの葡萄が実ってゆく。」
こんな未来を誰が望むだろうか?
だから戦後、世界中の政府はインフラを整備し、伝染病を退治し、
何よりも食料と燃料の確保を最優先した。
いくら物資が有り余っていても、購買力がなければデフレになるのが資本主義。
資本家の諸君、労働者の賃金をはずんでこそ自社製品ももっと売れるよ。