船団護送方式はせいぜい四次防の頃までだ
中曽根の1000海里防衛の時点でコンボイ型の直接護衛方式では実現不可能として航路帯防衛に方針転換している
https://doors.doshisha.ac.jp/duar/repository/ir/12798/028003160006.pdf
ただ、その中曽根の1000海里シーレーン防衛すら実現不可能だとする国家議論がこれ
http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/sangiin/098/1740/09804111740003.pdf
この状況は今も変わってない

ついでに言えば中曽根が1000海里シーレーン防衛構想をぶち上げる前の段階で、まだWW2型の船団護送方式の夢を見ていた頃ですら
船団を組む為に必要な民間船舶の運航統制を行う為の法令も組織も作っていなかった(これは今でもやって無い)
現代の船舶量を船団護送方式で守るなど実施不可能だし、法令的にも組織的にもその護送船団を組む仕組みすら無い現状は今も同じだ