>>231
まあ、TITを上げること自体は難しくないならなあ
実際、日本学術振興会の耐熱金属材料委員会の論文でも、将来的にTITは2000度まで上げられるだろう、って書いてあるんで

まあもともとNiの融点は1400度な訳だが、近年では添加物を調節したり結晶構造を工夫したりすることで、第5世代Ni超合金は1700度まで耐えられるようになった
で、F9エンジンの場合、あと100度分を冷却するために、耐熱コーティングを塗ったり、タービンブレードに小さな穴を沢山開けたり、
シュラウドの形状を変えて冷却空気が通過しやすいように流体力学的なシミュレーションを繰り返したりと、細かい工夫をいっぱいして、
それで頑張って1800度を達成した

欧州も特にイギリスは次世代Ni超合金に強いし、まあ何とかなるんじゃね?
あとは吸熱反応対策ですなあ