>>411
一般論として景観に配慮しつつ越水・浸透時の破堤対策した
緩傾斜型堤防整備する場合。堤体幅は高さの7倍以上要るというからぬ

首都圏氾濫区域堤防強化対策として第一期工事が行われ
堤防断面積の増大工事してるところ比較で行くと
現在利根川中流部右岸および江戸川上流部右岸で
川裏側の堤防幅を堤防高7倍に、川表側の堤防幅を4〜5倍に拡大する工事で
事業費予算2700億円超、中川流域では5000億円、被害軽減効果は最低5兆円強

最低限の手当てだけでもバカみたいな額になるが
強化しなかった際の破堤時の被害想定が2011年時で最低34兆円、死者最大3,800人
罹災者数160万人なので、今後400年考えると手を入れていくべきではある

これ第一期工事にして、東京都・大阪府の事業に類する形で地盤改良しつつ
後背に段階的に盛り土して、堤防繰り返し増改築した結果維持管理が難しくなったとこを直し
堤体幅30倍以上の高規格堤防整備し、ゼロメートル地帯防潮堤事業と連携
堤防で守られた土地干し上げて嵩上げ再開発した方が、工事の手間と土地利用面、
災害対策と土地改良、維持費面と複数事業一本化することでトータルで安上がりにはなる

そこが認められるかは政治と有権者の意識次第だが、東日本大震災対策あわせで
拡張余地見込んだ事業になってる個所はある

なお幅30倍の堤体つくるとなると、結局スーパー堤防相当だぬw