ジュラ紀の生態系崩壊、原因は地球の極移動、新研究


 地質学の専門誌『Geology』に10月15日付けで発表された新しい論文で、変化したのは気候ではなく、この土地の地理的な位置であったとする新説が発表された。
岩石に刻まれた古地磁気学な記録を調べると、1億7400万年前から1億5700万年前にかけ、この地域全体が南に25度も移動し、緑の森を高温乾燥帯へと変容させたことを示す証拠があったという。
 この変化は、地球の表面に近い地殻やマントルが大きく回転する、「真の極移動」と呼ばれる現象の一部である。
分析結果は、ジュラ紀の地球の表面が少なくとも毎年17cmずつ移動していたことを示唆している。これにより東アジアは徐々に乾燥し、燕遼生物群と呼ばれるこの地域の古代の動植物の多くを衰退させた。

https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/19/111800666/?ST=m_news

本物のポールシフト