太郎 立憲他野党を「売国野郎」と罵る

https://www.sankei.com/politics/news/191119/plt1911190032-n1.html

日米貿易協定の承認案は与野党の議論が深まらないまま衆院を通過した。立憲民主党などは資料提出に非協力的な政府に一時反発したが、ここにきて「桜を見る会」に絡む安倍晋三首相の追及を優先し、審議に応じる構えをみせる。
一方、重要法案が政治的駆け引きに使われたことに、れいわ新選組は激怒しており、今後の野党共闘に影を落とす可能性もある。

 立民のこうした姿勢に猛反発しているのがれいわの山本太郎代表だ。
16日に福島県で開いた街頭記者会見では、協定で日本が不利になりかねないと指摘した上で、「野党議員が集結して体を張って国会を止めないとだめだ」と強調。
14日に山形県で開いた集会では他の野党勢力を「とんだ売国野郎」とまで罵倒した。

 有権者の一定の支持を集めるれいわと既存野党との対立は野党共闘の行方にも影響を及ぼしかねないが、立民幹部は国会議員ではない山本氏の“限界”を指摘した。
 「政局では何の存在感も示せないよ」(