44Magと357の銃身とMEの相関グラフを重ねてみた。
https://i.imgur.com/WizKs64.png

A図(灰色の折れ線帯が357)で見比べてみると、MEは44Mag-4”で357-6”と2インチ(約5cm)差で略イーブンとなる(黒線)。
同様に44-3”≒357-4”(1インチ差)、44-2”≒357-3.5”(1.5インチ、7.5cm差)となる。

グラフに38splを加えたB図だと、ライトロードでの357-2.5”は38spl+P-3”〜38spl-4”で同等。(赤線)
ホットロードの357では、2.5”で38spl+P(?)の5”〜6”(オレンジ線)
ホットロード357-3.5”で38plの理論腔長(と思しき)38spl+P-11”と同等のMEとなる様だ。(緑線…44Mag-コーボン225grDPXの2.5”と同等)

C図には460ローランド(赤枠及び赤折れ線)をグラフに加えてみた。
460ローランドのMEスタートは485ft₋lbfからで、G30の銃身長が3.78インチという事は3インチ換算でも600ft₋lbf級という事になる!
同じ長さの短銃身域では44Magライトロードを遥かに凌駕していて、強装弾44Mag-3”に接近している。強装弾357-4”と同じ範囲のME値。

まあ、これらも大雑把な比較であり、引用して来たデータだって計測条件次第で結果は幾らでも変化するのだから、確実な事は言えないだろうがね。
6インチを超えると460ローランドはマグナム(灰色帯が357)を凌駕するのが徐々に厳しくなって来るのが見て取れるね。