JMUが舞鶴での船舶建造終了
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200203-00000554-san-bus_all

造船大手のジャパンマリンユナイテッド(JMU)は3日、舞鶴事業所(京都府舞鶴市)での船舶建造を終了すると発表した。
令和3年6月までに受注済みの船舶の建造を終え、その後は防衛省向け艦船の修理に特化する。

従業員約300人の雇用は維持し、配置転換する方向で検討していく。
建造終了に伴い、2年3月期連結決算で48億円の特別損失を計上する。
最終損益は360億円の赤字となる見通し。

造船業界は、世界的な「船余り」を背景にした供給過剰に苦しんでおり、中国と韓国、日本による競争が激化している。
同社は今後、商船を有明事業所(熊本県長洲町)と呉事業所(広島県呉市)、津事業所(三重県津市)の3カ所で、艦船は横浜事業所(横浜市)で建造する方針だ。