>>595
固定資産を買った場合は換金ができるので、全額を一気に費用計上してしまうと実際の資産と帳簿上の資産に差異が出てしまう。
しかしながら、固定資産の価値は購入時から減り始めるのでずっと同じ金額の資産として計上するわけにもいかない。
例えば、車を現金で買った場合は1年くらい乗った後中古として売りに出すことも出来るが、10年乗った後中古として売りに出してもタダ同然の値段しかつかない。
なので、各品目ごとに法で定められた耐用年数の期間で固定資産を毎年費用に振り替えないといけない。これが減価償却。
例えば、600万円の自動車を買った場合は耐用年数が6年なので毎年100万円づつ資産を減らしてその分を費用計上する。(定額法の場合)