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爆しょう繋飯・・・
苛烈なる中国拳法にあって自らの敗北を悟り 死を覚悟したとき 相手をも道連れとすることを目的とした一世一代の最終奥義
この奥義の使い手は幼少の頃より不消化系の爆火硝石などの粉末を 三度の食膳に混入し 以来 成人となるまでそれらを体内に徐々に蓄積した
そして いざ有事のとき 奥歯に仕込んでおいた発火マグネシウムを噛み砕き 体内の火薬と化学反応を起こさせて 相手ともども爆発したのである
この場合 敵と合体する手段として 刃鋼線などで相手の動きを封じるのが通例であった
ちなみに現代においても五目御飯のことを「カヤク御飯」と呼ぶことがあるが その由来は前述した修行者達が御飯に混ぜた火薬であることはいうまでもない 

日本曙蓬莱武術協会理事長盛田慎之介談