動物保護団体PETAが『あつまれ どうぶつの森』にクレームをつける。「釣り」も「昆虫採集」もNG、たぬきちの搾取も許せ
https://automaton-media.com/articles/newsjp/20200325-117959/

動物保護団体「People for the Ethical Treatment of Animals(略称: PETA)」は3月25日、『あつまれ どうぶつの森』に
ついての記事を公開。同作にさまざまな注文をつけている。タイトルは「PETA’s Vegan Guide to ‘Animal Crossing:
New Horizons’(PETAの『あつまれ どうぶつの森』についてのヴィーガンガイド)」。ヴィーガンとは、動物由来の食品を
一切口にしない菜食主義者。ヴィーガンとして目線をまじえながら、動物保護的な観点をもって同作の(彼らが思う)
問題点に切り込んでいる。
まず問題提起したのは「釣り」についてだ。魚を釣ることはヴィーガンではない、釣りは現実でもすべきではないので、
ゲーム内でもすべきではないとコメントしている。ゲーム内の魚は痛みを感じないが、釣り自体は生物や星のために
有害。魚の権利を奪うだけでなく、「寄付」し博物館に飾る行為も言語道断と切り捨てる。
そして「昆虫採集」についても、NGを突きつけている。さまざまな虫が住むにぎやかな島で彼らを捕獲し寄贈することは、
たぬきちなどに推奨されていても、すべきではないと断言した。水槽やケースに生き物を閉じ込め展示するのはおかしい
とし、自然のままにすべきであると付け加えている。
彼らの文句は、これだけでは終わらない。砂浜に埋まっているアサリは、痛みを感じるかわからないものの、生態系に
おいて重要な役割を果たすので、やはり捕まえるべきではないと批判。ヤドカリを捕まえた際にプレイヤーが発する
セリフ(英文)「放っておいてほしかったみたい」というセリフにも、生態系を理解しながらも捕まえる行動に不満を示して
いる。ヤドカリは自然な場所で生息していれば30年以上いきられる生き物。(いくら1000ベルだからといって)売るべき
ではないとも語っている。プレイヤーにローンを課していくたぬきちについては、まずそもそもたぬきは毛皮のために
頻繁に殺されているとコメント。甚大な被害に遭っているので、大目に見てあげてほしいとの姿勢を示した。


頭おかしい(褒め言葉