別スレで質問したのですが、明確なお答えを頂けなかったので、こちらで質問させて下さい。

ニミッツ級に代表される現代の巨大なCATOBAR空母に例えばF/A-18EのようなCTOL戦闘機が着艦する場合の降下角は幾らなのか、という質問です。
私自身の手元にはその類の情報が掲載されているのはかなり古い次の資料しかありません。

 航空情報別冊 『現代空母の全貌』 (昭和57年8月5日 発行)の中の次の記事
 江畑謙介:「現代空母の装備とメカニズム」、138〜166ページ、
  特にその中の152ページの図8「着艦時のグライド・スローブ,エセックス級とフォレスタル級との比較」
  (堀元美「これからの軍艦はどうなるか?」世界の艦船No.35より)

その図によると、エセックス級でもフォレスタル級でも艦尾を高度11 ftで通過せねばならず、その後、タッチダウン点までの艦尾からの距離は
エセックス級だと46 m、フォレスタル級だと75 mで、従って、グライド・スローブの角度はエセックス級で4°、フォレスタル級だと2.5°になると
示されています。(実際、艦尾のクリアランス高度とタッチダウンまでの距離とから計算すると確かにそれらの角度になります)

私のようなズブの素人があの江畑謙介氏の記事で引用している数字を疑うのは生意気どころか無謀にも程があるのは良く承知しているのですが、
エセックス級での角度はまだしも、フォレスタル級の2.5°は本当にこんなに浅い降下角なのでしょうか?

と申しますのも、今月から始まった羽田空港への都心上空からの新着陸ルートでは降下角が従来の3°から3.5°になったというので危険だと
大騒ぎしていますが、空母への着艦は「制御された墜落(controlled crash)」と呼ばれるほど危険な作業なのに、そんな危険な着艦時の降下角が
戦闘機などよりも遥かに動きの鈍い旅客機が大きな空港へ降りる標準的な降下角3°よりも更に浅い2.5°というのは俄かに信じがたいので
ここで改めて質問をさせて頂く次第です。

御教示のほど、どうか宜しくお願い致します。 <m(__)m>