>>672
>患者ID
簡単にいうと、撮影画像や検査情報は患者IDと紐付けされとります
しかし救急や時間外で来た、しかも初診の方には仮のIDを発行して検査を行います

さて、こうして来た人が検査結果が気に入らずセカンドオピニオンするとなると、検査結果やレントゲン、CTやMRIなんかの画像を他院に送らねばなりません
究極のプライバシーの塊ですんでネット回線は使えませんよね
なので共通規格(DICOM)変換してCD-Rに焼き付けます
その際には後からのチェックや送り先からの問い合わせも考えて正式なIDが必要なのですが、このID登録は事務方の作業かつ時間内に割り振るのが原則
(でないとごちゃごちゃになります)
そのためどうしても焼き付けは通常診療時間内にずれ込みます
そして大量のデータチェックと整合性確認、それに検査機器のウォームアップを行っている間に正式なIDを発行し電子カルテを作成し、仮IDとの統合を行ってから仮IDを削除という手間を踏んではじめて焼き付けを開始するのです
入院患者のうち緊急の検査と同時進行で

で、これに対して
「せっかく早く来たのに何で待たせる」
とお怒りの方をなだめる作業が加わります

…ね?大変でしょ?