哨戒艦がどうなりそうかは、FFMが何かを考えると見えてくるかもな

48人乗り、14ノットのカルガモのえのしま型掃海艇を、こんな小型な掃海機能だけの船に48人も乗せるのは人員の無駄ということで
+52人の100人でミニDD+機雷掃海機能が付いたFFMにすることで、少ない要員の効率的な活用をもとに、
ミニDDも増勢だが、実は速力向上、防御力向上で機雷掃海艇の機能も大幅な増勢とみることもできる

長崎でだんだん出来上がっていくFFMを見れば明らかだが、巨大なウェルドックのカバーがついており、
ミニDDの機能+αの機雷掃海艦としての機能が巨大であることがうかがえる

ただし、自然かつ重大な疑問点として、ミニDDの機能を併せ持つのなら、掃海艇+ミニDD=FFMよりも、
哨戒艦+ミニDDのほうが実用的で無理がないことだけはまず間違いない

ほぼ別艦種の掃海艇+ミニDDを組み合わせてFFMを作るのなら、
哨戒艦そのままでなく、+ミニDD機能を付与した艦を作るほうが無理がないし、実現可能性も高いのではと思うが
というより、異業種の艦の掃海艇にミニDD機能を付与してまでFFMを作ったのなら、
ミニDDと機能がより被る哨戒艦がそのまま哨戒艦だけとして出てくるとは思えない

もし予算や人員をケチって、掃海艇と、哨戒艦どちらかを独立した艦種類として残して、どちらか一方にミニDD機能を付与するのなら、
常識的に考えれば哨戒艦にミニDD機能を付与するのが当然だと思うが、FFMではそうならなかった

>>944
仮に哨戒艦にミニDD機能を付与するのなら、掃海艇48人+ミニDD要員52人=FFMの定員100人と同様とすれば、
哨戒艦30人+ミニDD要員52人=82人で、哨戒艦のミニDD化が可能になるが…
三井案や三菱OPV案にあぶくま型程度の航洋性を持たせるのなら、
ヘリ格納庫込みでおそらくは基準2200〜2500トン程度から、哨戒艦+ミニDD機能を持った艦が成立可能でルポ級と似たような規模になるが
FFMよりも圧倒的に小型で経済性にも優れるが…FFMとはいったい何なのか