さて「相手の言葉を理解し、言葉を用いて自分の意志を相手に伝える力」が言語能力であるとするなら、
「相手と己の間で共有される言葉」それ自体が言語能力の重要な構成要素であり、
発話と聴き取りはその意思伝達の手段であると見做せる。

従って言葉の語彙の強弱は言語能力の強弱に直結する。
言葉で現せる事象・概念の大小が、意思伝達の可否と直結しているからだ。
そして直接音声によって伝達され得る情報は文字の使用によって更に拡張され得る。
逆説的に、文字を用いない言語体系は言語能力上有利になる事は決してない。
以上が「アナタの定義する言語能力」から結論付けらる。

おわかりか?